Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

最後の挑戦(上村愛子)

2014-02-09 21:07:07 | 他スポーツ
ソチ五輪は時差が5時間なので、昼間のスポーツはゴールデンタイムですが、夜のスポーツは深夜になりリアルタイムでの観戦は難しいです。スポーツの面白さは展開で、外国選手も含め誰がどんな演技をしたか、どうやって誰が上位につけてきたかリアルタイムで知るのが一番面白いですが、今回は深夜の競技は無理して見ないことに決めたので女子モーグルはスポーツニュースの報道で知りました。

もう、結果は皆知っていると思うので記事にしますが、女子モーグルの上村愛子選手は4位で惜しくもメダルを逃しました。ただ、本人はやりきった満足感あふれる表情で、2009年には世界選手権を制するなど、ワールドクラスのモーグル選手には既になっています。

上村は1998年、白馬高校3年生のときに長野五輪に初めて出場しました。当時は美貌だけで話題先行の印象はありましたが、7位入賞と結果を残しました。上村は全部で5度の五輪に出場し、7位、6位、5位、4位、4位と毎回入賞したのは実力がある証明です。メダルこそ取れませんでしたが、毎回挑戦を続けた精神力に敬意を払いたいと思います。

上村の今回のエアは、第一エアがヘリコプター、第二エアがバックフリップと難度の高い技です。両方とも一つのエアで二つ分とカウントされるもので、少なくとも外国勢に劣ってはいなかったと思いますが、わずかな差で最終演技者にかわされて銅メダルはなりませんでした。そのあたりは採点競技の難しさと思います。

ただ、ソルトレーク大会金メダリストのヤンネ・ラハテラコーチ直伝のカービングターンは今回もうまく取り入れることができました。タイムとターンを稼ぐために、彼女がものにしてきた技で、こぶをリズミカルに滑り降りるモーグル本来の面白さはよく表現してくれたと思います。

上村はアルペンの元選手、皆川健太郎氏と結婚しています。皆川氏はソチには行っていない模様ですが、今回を終えることで二人の生活を長く出来ると安堵しているのではと思います。もう十分でしょう。よく頑張りました。
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ドイツでの成長(細貝萌)

2014-02-09 13:44:28 | 浦和レッズ
今日はブンデスリーガのヘルタ対ニュルンベルクを見ていました。ヘルタに細貝、ニュルンベルクに清武がいる日本人対決ですが、細貝がボランチ、清武がトップ下なのでちょうどマッチアップした試合になりました。

ブンデスリーガでは選手を知らないので、細貝と清武を中心に見ていました。結果こそ3-1でアウェイのニュルンベルクが勝ちましたが、細貝と清武の対決はほぼ細貝の勝利に終わったところは面白いです。細貝はレバークーゼン時代には左SBとして起用されていましたが、ボランチがやりたくてかつての恩師ルフカイ監督のヘルタに移籍してきました。

細貝は正直に言えば、浦和時代のプレーはあまり覚えていません。ドイツで成長したのだろうとぼんやり考えていましたが、今日のビデオで疑問が解決しました。それは、細貝が「ディレイ(遅らせる)」を得意にしているボランチだからです。

確かに、清武からボールを奪ってカウンターを仕掛けるような完全勝利ではありません。しかし、細貝は対面の選手にパスを出させず、清武が思わずバックパスを選択した粘りがあります。長いボールでゲームを作るボランチではありませんが、地味ながら確実に働くので、ルフカイ監督が全試合スタメンで使うのもうなずけます。

この試合の発見は、ヘルタFWラモスでした。ラモスはコロンビア代表で、ファルカオの復帰が間に合わなければ日本戦でスタメン1トップの可能性があります。ラモスはセットプレーからのヘディングで1点取っていますが、スピードを武器にするタイプです。

ヘルタのトップ下のロニーもパスが出せるいい選手ですが、ラモスが何度でも走れる能力があるので、ポゼッションのヘルタペースで試合は進みました。たまたま、ヘルタ左SBのクリアミスとショートカウンターで2点取られて試合は敗れてしまいましたが、ヘルタ8位、ニュルンベルク17位の差はあった試合でした。

余談ですが、ヘルタの本拠地は巨大なベルリン・オリンピックスタジアムです。まだ、スタジアムの大きさにチームの力が追い付いておらず空席が目立ちました。なにがなんでも試合を見たいと思えばチャンスは結構ありそうで、私もいつか欧州でサッカーを見ようと思いました。
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