Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

浦和練習試合FCソウル戦

2014-02-15 18:46:17 | 浦和レッズ
今日、テレビ埼玉のGGRで、指宿キャンプの練習試合、FCソウル戦をダイジェスト映像で見られました。主力組はGK西川、DF森脇、永田充、槙野、ボランチ阿部勇樹、柏木、右アウトサイド梅崎、左アウトサイド宇賀神、トップ下原口、李忠成、1トップ興梠というメンバーです。

私が目をつけたポイントは柏木のボランチ起用と、李忠成のトップ下です。ミシャサッカーの2年間で、柏木の位置は常に2シャドーで、ボランチに下げるのは緊急事態に限られていました。ミシャサッカーのボランチは一人が攻撃時に最終ラインに入り、もう一人が中継点になってリンクマンになります。

正直、もともと攻撃の選手の柏木は、アンカーに置くと守備力が足りず、ロングキックで展開を変えるのも得意ではありません。大丈夫かな?というのが正直な印象ですが、昨年もその位置の鈴木啓太を上げたときに決定機につながることが多かったので、攻撃力のある柏木ならもっと決定機を作れることは間違いありません。

また、李忠成のシャドーも、埼スタのピッチで適性を見極めたい楽しみがあります。広島時代に佐藤寿人の負傷中に1トップに入って11ゴールを挙げて日本代表に上り詰めたのが鮮明ですが、佐藤寿人の復帰後はシャドーに回っています。ミシャサッカーの約束事などは十分理解していると思うので、シャドーでどんなプレーが得意か、是非とも楽しみです。

面白いなと思ったのは、梅崎のミドルが2本決まったことです。昨年の浦和は守りを固められると弱く、攻め手がなくじりじりする展開を強いられることも多かったです。そんなこう着状態が、梅崎のミドルで何回か打開できるようになれば、また違った浦和を見せられると思います。

サブ組では、新人の関根に期待しています。トップ下と左アウトサイドで起用されていますが、長い距離を上がっていけるドリブルは原口二世ともいえる存在で、しかもイケメンで人気が出そうです。ユースから上がったばかりで、まだ体力的には一年中プロレベルのサッカーができる状態ではないかもしれませんが、切り札としてデビューして欲しいと期待しています。
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羽生結弦、金メダル

2014-02-15 17:49:11 | 他スポーツ
今日は当初は大宮のPSM(Nack5スタジアム)を見に行くつもりでしたが、試合そのものが積雪で中止になり、雪で家に足止めだったので、ソチ五輪の映像を見ていました。今朝起きたら飛び込んできたビッグニュースがフィギュアスケート男子、羽生結弦選手の金メダルでした。

羽生は19歳の若手で五輪は初出場です。今季、グランプリファイナルでカナダのパトリック・チャンに唯一の黒星をつけて優勝した実績があるので、金メダル候補ではあったのですが、本命が勝つ難しさは女子ジャンプの高梨沙羅選手で実感したので、よく頑張ったと拍手を送りたい気分です。

男子のフィギュアスケートは最近の進歩は著しく、フリーでは2回4回転を飛ぶ演技に挑戦する選手が多くなりました。ただ、ジャンプのルールで、同じ種類のジャンプを2回跳んではいけないです。そのため、羽生が得意にする4回転トーループのほかのジャンプは、成功率の低い4回転サルコーを跳ぶか、4回転3回転の連続ジャンプにするしかありません。

羽生は果敢に4回転サルコーに挑みました。結果は転倒して、羽生自身は優勝しても満足いかない点があると口にしていましたが、演技構成点という意味では4回転を認められ、回転不足の減点ではなかったことが金メダルに結びつきました。羽生の勝因は、たぶん世界一のショートの出来だったと思います。

今回、フィギュアスケートに団体戦ができ、羽生はショートを団体戦で一度跳んでいます。このときの点数がチャンやプルシェンコを抑えてトップで、しかも本番のリンクや雰囲気に慣れたという意味では大きかったと思います。トリプルアクセルあたりは当たり前と涼しい顔で跳べる羽生選手の安定感は、いい若手が出てきたと日本のフィギュア界を引っ張って欲しいと思います。

羽生は、日本人離れした細身の体というところも、見栄えが重要なフィギュアでは好印象を与えたと思います。これだけのスポーツをやるには、どうしても筋肉はついてしまうと思いますが、羽生選手はそれが表に出ないです。それだけ、厳しい自己管理をしているからだろうと、金メダルの陰の努力に敬意を払いたいです。

あとは女子の浅田真央選手が残っています。アベック金メダルが実現すると嬉しいです。またテレビから声援しています。
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ボールキープのトップ下(マルシオ・リシャルデス)

2014-02-15 15:37:02 | 浦和レッズ
毎度恒例、浦和レッズマッチデーカードからのオフネタです。負傷で全治6ヶ月の離脱となったマルシオ・リシャルデス選手は、浦和のMF陣にあまりいないタイプだけに残念です。マルシオは2007年に新潟に加入し、新潟では右サイドハーフとしてFKを中心に高い得点力を誇っていました。新潟時代のマルシオは負傷がちで、彼が出場した試合は勝率がいいものの、欠場すると勝率が落ちるという存在でした。

浦和に移籍したのは2011年で、ポンテの後釜としての期待でした。こういう新加入の即戦力は、まずプレースタイルを確認しようとじっくり見ることにしていますが、パサーのポンテとは違って、マルシオは高いテクニックを生かしたボールキープが武器です。トップ下の位置に置いて、ボールの収まるマルシオを追い越して上がっていけばチャンスになる、違った意味での戦力でした。

しかし、ボールが持てるという特徴を誤解した当時のペトロ監督が、マルシオをボランチで起用したのは明らかに采配ミスでした。PSMで2度見ただけで、守備力が足りず適性はないのはわかりましたが、ペトロは公式戦でも何度かこの形を試し、それが原因で失点して敗れた試合もあります。これで調子が狂ったマルシオは、得意のFKも冴えず、得点もわずか3点にとどまります。

監督がミシャになり、2シャドーで起用してもらえたことで、マルシオは再び輝きを取り戻します。ボールが収まる武器のほかに、セカンドストライカーとしてゴール前に詰める動きに冴えを見せ、チーム最多の9得点で浦和の3位躍進に貢献しました。ミシャの戦術では、マルシオはシャドーしかできませんが、そこが2枚必要なミシャサッカーでは有効な駒です。

昨季は原口にポジションを奪われ、ベストなシーズンではありませんでしたが、途中出場でも腐らずにカウンターで走り続け、粘り強く点を取っていました。一見、おいしそうなゴールでも、それはマルシオが諦めないで走っていたからこその得点だったと評価したいと思います。天皇杯2回戦の栃木ウーヴァ戦の勝利もマルシオのおかげでした。

今季はリハビリからのスタートですが、長いシーズンではどこかで彼を頼る場面はあるはずと信じて、しっかりした状態になって戻ってきて欲しいと思います。
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