皆さんご存知のように、注目された女子ジャンプの高梨沙羅選手は4位と敗れ、メダル獲得はなりませんでした。女性の場合、筋力的にまだラージヒルは厳しいという理由で、五輪種目はノーマルヒルだけなので、残念ながら高梨選手のメダルへの挑戦は終了しました。
しかし、W杯で通算19勝で女子の最多記録、今季のW杯総合優勝はほぼ手中と、現役の女子ジャンパーとして高梨選手が最強なのは間違いありません。かつての女子柔道、谷(旧姓田村)亮子選手も最初の五輪では金メダルは取れませんでしたが、5回五輪に出て金メダル2回、全てメダルと息の長い選手になりました。まだ17歳と若い高梨選手にもそれを期待したいです。
今回のジャンプは、素人目にはわからない微妙な姿勢のずれだったらしく、本人も会心のジャンプができなかった理由はわかっているようです。女性では世界一美しい飛形を誇る高梨選手も、勝っても勝っても向上心を持ち続ける姿勢はすばらしく、まだまだ挑戦を続けて欲しいと思います。
高梨選手は、ジャンパーを多く輩出する北海道の上川町の出身で、同郷には長野五輪ラージヒル銅メダルの原田雅彦氏がいます。あれだけ世界を飛び回っていつ勉強しているのか?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、旭川市のグレースマウンテンインターナショナルスクールに進学して、入学からわずか4ヶ月で高等学校卒業程度認定試験に合格しています。
英語力はインタビューに答えられるほどで、卒業後は大学進学には問題なく、彼女ならきっと推薦入学できると思います。ジャンプのような、欧州起源のスポーツはどうしてもW杯のほとんどを遠い地で行う、日本勢にとっては大きなハンデがありますが、異国の環境になじみ、当たり前のようにW杯で勝つ精神力は既に身に付けています。
W杯の勝利数は、かつての複合王者でキング・オブ・スキーと呼ばれた荻原健司氏に並んでおり、史上最強のウインタースポーツ女王の称号は間違いなく手にしています。世界に通用するタイミングで、女子ジャンプが五輪競技になった幸運を、是非とも生かして欲しいと今後に期待です。
しかし、W杯で通算19勝で女子の最多記録、今季のW杯総合優勝はほぼ手中と、現役の女子ジャンパーとして高梨選手が最強なのは間違いありません。かつての女子柔道、谷(旧姓田村)亮子選手も最初の五輪では金メダルは取れませんでしたが、5回五輪に出て金メダル2回、全てメダルと息の長い選手になりました。まだ17歳と若い高梨選手にもそれを期待したいです。
今回のジャンプは、素人目にはわからない微妙な姿勢のずれだったらしく、本人も会心のジャンプができなかった理由はわかっているようです。女性では世界一美しい飛形を誇る高梨選手も、勝っても勝っても向上心を持ち続ける姿勢はすばらしく、まだまだ挑戦を続けて欲しいと思います。
高梨選手は、ジャンパーを多く輩出する北海道の上川町の出身で、同郷には長野五輪ラージヒル銅メダルの原田雅彦氏がいます。あれだけ世界を飛び回っていつ勉強しているのか?と疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、旭川市のグレースマウンテンインターナショナルスクールに進学して、入学からわずか4ヶ月で高等学校卒業程度認定試験に合格しています。
英語力はインタビューに答えられるほどで、卒業後は大学進学には問題なく、彼女ならきっと推薦入学できると思います。ジャンプのような、欧州起源のスポーツはどうしてもW杯のほとんどを遠い地で行う、日本勢にとっては大きなハンデがありますが、異国の環境になじみ、当たり前のようにW杯で勝つ精神力は既に身に付けています。
W杯の勝利数は、かつての複合王者でキング・オブ・スキーと呼ばれた荻原健司氏に並んでおり、史上最強のウインタースポーツ女王の称号は間違いなく手にしています。世界に通用するタイミングで、女子ジャンプが五輪競技になった幸運を、是非とも生かして欲しいと今後に期待です。