今日の時点の河津桜です。かなりつぼみがほころんできて、今週末あたりに一気に開花しそうな雰囲気です。梅は満開です(下写真)。今年は寒く、二度も大雪に降られた厳しい冬でしたが、いよいよ冬の終わりが近づいています。
ソチ五輪が終わりました。金メダルの羽生選手ももちろん嬉しかったですが、一番感動したのは私と同世代の「レジェンド」葛西紀明選手の個人戦銀メダル、団体戦銅メダルです。日本の新聞はメダル獲得を想定していろんな周辺取材をしていて、葛西のネタも次々出てきました。皆さんご存知かもしれませんが、備忘録として記事の形で残しておきます。
葛西は北海道の下川町の出身です。この町はジャンプの盛んな町で、葛西も少年時代からジャンプに打ち込んでいました。葛西が周囲の少年と違う点があります。夏の間は他の少年は野球部に入っていましたが、葛西はジャンプのための基礎体力強化のため、地道にトレーニングを積んでいました。
ジャンプというスポーツはクロスカントリーとは違って、筋肉をつけ過ぎると飛べなくなります。スリムだが筋肉質という、難しい体づくりが求められますが、葛西の夏のトレーニングの映像を見る限りでは、そのスリムだが筋肉質という体をしっかり作っています。
葛西は大学の研究室で体力の数値を測定しています。その教授のコメントでは、葛西は典型的なアスリートタイプで、スポーツなら何でもできる体を誇っています。41歳でありながら、体力の数値は20歳のときとほぼ同じ数値です。
葛西は今回、日本選手団の主将を引き受け、20年ぶりに開会式に出ました。これは葛西本人の作戦で、変に気負ってジャンプ練習をやり過ぎるより、リラックスして五輪の雰囲気を楽しむことを考えていました。上村愛子や高梨沙羅の競技を見に行くなど、楽しんだことが二つのメダルにつながりました。
ジャンプは素人には技術的なところはわからないスポーツですが、葛西の長所は原田雅彦氏によれば空中姿勢制御のうまさです。葛西のジャンプは本職でない複合の選手とは違って、深く前傾して左右にぶれません。個人戦ラージヒルではテレマークの差で惜しくも銀メダルでしたが、ベテランらしい技術的完成度は見せてくれました。
本人は金メダルを取ってレジェンドと呼ばれたいと、4年後の平昌五輪にも本気で出るつもりです。野球の山本昌、サッカーのカズの例もありますから、葛西の挑戦は不可能ではないはずで、また五輪で彼のジャンプを見たいです。
葛西は北海道の下川町の出身です。この町はジャンプの盛んな町で、葛西も少年時代からジャンプに打ち込んでいました。葛西が周囲の少年と違う点があります。夏の間は他の少年は野球部に入っていましたが、葛西はジャンプのための基礎体力強化のため、地道にトレーニングを積んでいました。
ジャンプというスポーツはクロスカントリーとは違って、筋肉をつけ過ぎると飛べなくなります。スリムだが筋肉質という、難しい体づくりが求められますが、葛西の夏のトレーニングの映像を見る限りでは、そのスリムだが筋肉質という体をしっかり作っています。
葛西は大学の研究室で体力の数値を測定しています。その教授のコメントでは、葛西は典型的なアスリートタイプで、スポーツなら何でもできる体を誇っています。41歳でありながら、体力の数値は20歳のときとほぼ同じ数値です。
葛西は今回、日本選手団の主将を引き受け、20年ぶりに開会式に出ました。これは葛西本人の作戦で、変に気負ってジャンプ練習をやり過ぎるより、リラックスして五輪の雰囲気を楽しむことを考えていました。上村愛子や高梨沙羅の競技を見に行くなど、楽しんだことが二つのメダルにつながりました。
ジャンプは素人には技術的なところはわからないスポーツですが、葛西の長所は原田雅彦氏によれば空中姿勢制御のうまさです。葛西のジャンプは本職でない複合の選手とは違って、深く前傾して左右にぶれません。個人戦ラージヒルではテレマークの差で惜しくも銀メダルでしたが、ベテランらしい技術的完成度は見せてくれました。
本人は金メダルを取ってレジェンドと呼ばれたいと、4年後の平昌五輪にも本気で出るつもりです。野球の山本昌、サッカーのカズの例もありますから、葛西の挑戦は不可能ではないはずで、また五輪で彼のジャンプを見たいです。