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5バックで引いてきたシドニー(2/24浦和対シドニーFC)

2016-02-24 22:28:38 | 浦和レッズ
シドニーFC戦、テレビ観戦でした。何はともあれ勝てて良かったというのが正直な思いです。ACLの組み合わせと当たる順番を見たとき、初戦の勝利は絶対条件と見ていたので、内容は課題があるとしても勝てたことで次につながります。放送では、浦和は開幕初戦、シドニーFCはシーズン中ということでコンディション的にシドニー優位を予想する実況でした。

しかし、シドニーFCはそれほどコンディションがいい状態ではなかったように感じます。それは、シドニーFCが浦和の攻撃的布陣を警戒して、5バックの慎重策で試合に入ったからです。こういう相手と戦うときは、相手が攻めざるを得ない展開にするためにできるだけ早く試合を動かすことが必要ですが、武藤雄樹の先制点は前半8分と理想的な時間でした。

得点シーンは、梅崎のクロスが相手DFの5番に当たってコースが変わり、ズラタンが走り込んだところを横からかっさらった武藤雄樹が素早く足を振りぬいたものでした。おそらく、相手DFはズラタンしか見えていなかったのでしょう。そういう、忍者のごとく後ろから入ってきてフリーになる、武藤雄樹の良さが出た得点でした。

その後もシドニーFCは引いていました。出て来ないならそのまま後ろで回すくらいのふてぶてしさがあっても良かったと思いますが、浦和は阿部勇樹が信じられないようなパスミスで自らピンチを招きます。相手9番のシュートを永田がブロックして事なきを得ましたが、このミスがきっかけで流れがシドニーFCに行き、何度かドリブルとカウンターでピンチが続きます。

浦和苦戦の理由は、阿部勇樹と青木拓矢のバランスの悪さもありました。青木もミシャサッカー3年目ですから慣れて欲しいところですが、阿部勇樹と両方最終ラインのカバーに回る時間が多く、中盤の位置に誰もいなくなって浦和がロングボールに頼る、苦しい時間もありました。遠藤航を入れてシンプルにさばく形を徹底したらボールが回るようになったので、修正は可能と思っています。

最後はDFを一人下げて総攻撃に出たシドニーFCに、マークが不徹底になって苦しみましたが、何とか逃げ切った浦和が2-0で勝利を収めました。今季はオフが短いという理由で2週間のオフは完全休養を取らせ、キャンプをしながらコンディションを上げる新しいスタイルで臨んでいます。まだコンディションは上がり切っていないようだと、この試合からは推測できます。
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