Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

吹田スタジアム開幕戦(G大阪対鹿島)

2016-02-28 20:12:10 | 他チーム
今日はG大阪の新ホームスタジアム、吹田スタジアムの開幕戦の鹿島戦も見ていました。この試合は好ゲームで、両者ボールを奪ってからの速攻に冴えが見られました。結果は途中出場の鈴木のゴールで鹿島が1-0で勝利しましたが、両者とも優勝争いに絡んできそうな完成度の高さでした。

開幕直後は戦力分析をしながら見ていますが、G大阪はトップ下に横浜FMから移籍のアデミウソン、右MFに同じく横浜FMから移籍の藤本淳吾がいました。アデミウソンは昨季も9ゴールと結果を出していますが、点を取るより周りを生かした方が生きるタイプで、G大阪の長谷川監督もそれは理解してトップ下での起用になりました。

藤本淳吾はG大阪の攻撃的MFにいなかった左利きという異質のキャラクターで、右MFで起用している理由は内に切れ込んで左足でシュートを狙わせたい意図と思います。もっとも、アデミウソンのサイドチェンジで抜け出した決定機に、思わず左足に持ち替えてシュートのタイミングが遅れ、その意図は残念ながら裏目に出ました。

この試合はG大阪が連戦の疲労を考慮して、宇佐美貴史、パトリックという主力FWをベンチスタートにしてきました。長いシーズンですから、それでも勝てるようなチームを作りたいという長谷川監督の気持ちは理解できますが、鹿島サイドにとっては「馬鹿にするな」と逆に発奮したのではと思います。

鹿島では、FW金崎夢生の動きを見ていました。彼は大分時代はトップ下で、MFからFWに転向するという異例のケースです。しかもプレースタイルはスピード型です。その動きを見ていると、実際の身体能力をより高く見せるためのテクニックが優れているという印象です。反転が速く瞬間的にトップスピードに乗れる、視野を確保しながら走る、スペースを見分けるなど、少年サッカーでFWになりたいサッカー少年にとって格好のお手本と思います。

決勝点のきっかけになったのは、途中出場のカイオの長い距離のドリブルでした。スピードあるアタッカータイプで、日本の高校を出ており在日が長いので、日本帰化の計画もあると聞きます。こういうタイプが代表に入ると面白そうだと、そんなことも考えていた気楽な中立観戦でした。
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スーパーラグビー日本に来る(サンウルブズ対ライオンズ)

2016-02-28 17:36:04 | 他スポーツ
今日は、スーパーラグビーのサンウルブズ対ライオンズ(南アフリカ)をビデオ観戦していました。サンウルブズは日本代表メンバーを中心にした日本チームで、今回スーパーラグビーに参加したことで、南アフリカや豪州の強豪が5試合日本に真剣勝負をしにやってきます。これはすごいことです。サッカーに例えると、日本代表が欧州CLに参加するようなもので、ユベントスやRマドリードあたりが日本に、本気で勝ちにやってくることをイメージしていました。

今回のビデオ観戦、その期待に十分応えてくれました。日本国内でラグビーをやっていたらこのレベルには巡り合えないと感じるほどで、ライオンズのモールやスクラムの強さは日本代表が乗り越えなければいけない大きな壁を感じます。スクラムは次第にサンウルブズも慣れてきて、後半頭にはスクラムでターンオーバーをして満員の観衆から喝采を浴びましたが、そういう駆け引きが効かないモールはどうしても厳しい印象です。

ライオンズは南アフリカの国内リーグ優勝チームで、スーパーラグビーでこそ下位ですが実力は相当と実況で言っていました。その強さは、接点の強さが大きいです。もちろん、サンウルブズはタックルで個人技を止めることはできていましたが、そのタックルを引きずって1mほど距離を稼ぐことがライオンズのFWはできます。

そのわずかな距離がラグビーでは大きく、それが何度も続いていると、ラックの脇に空くわずかなギャップをライオンズは見逃してくれませんでした。最終スコアは26-13の敗戦でしたが、その原因はサンウルブズに生じたわずかな防御の隙でした。

もちろん、そういう展開はサンウルブズのコーチ陣も予測していたはずで、サンウルブズもそれに応じた戦い方を用意していました。それはタッチキックで陣地を稼ぐことと、遠目からでもPGを狙って点を稼ぐことでした。ただ、そのタッチキックがこの日はノータッチになることが多く、風下になった後半はその戦術が使えなくなりました。

それでも、一時19-13まで追い上げてボールをキープし、連続攻撃もしてあわや逆転かという時間も作っていました。最後はその時間でSOトゥシ・ピシがラックに横から入った反則でシンビンになってサンウルブズが一人少なくなってジエンドでしたが、たぶん自分が秩父宮のスタンドにいれば盛り上がっただろうなとも感じます。私は国内第二戦のレベルズ戦に行きますが、楽しみにしています。
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柏戦マニアック分析

2016-02-28 12:54:01 | 浦和レッズ
写真は東京駅丸の内口の夜景です。赤レンガの東京駅、夜に通るとこんな感じです。

昨日の柏戦、注目は右DFで出場した遠藤航でした。遠藤は守備的なポジションならどこでもできるのが売り物の若手で、ACLではボランチで途中出場しましたが、この日はDFでした。プレーを見た限りではアグレッシブなタイプに見えます。中央でカバーリングをしているよりは、相手FWを厳しくマークしてボールを奪って攻めるプレーの方が得意な印象です。

遠藤はパスセンスも持っており、前半早々に武藤に出したスルーパスなどは、ボランチもできるだけの技術を持っている印象です。ミスもありましたが、DFが攻撃に絡むミシャサッカーには向いている印象です。これからもどんどんそういうプレーを出して行って欲しいと感じます。

この遠藤の起用で、DFの真ん中に回った槙野にも注目していました。槙野はスピードがあるので、カバーリングができる能力は持っており、遠藤がチェックに行っても後ろに槙野がいるという安心感はありました。ただ、このポジションはいつもの左DFとは違って攻撃参加が大幅に制限されるので、槙野にとっては自分を抑えながらのプレーだったように感じます。

オプションとしてはありですが、やはり槙野は左DFの方が持ち味は出る印象で、那須やイリッチなどが中央のDFで出たほうがチームバランスとしてはいいように思えます。攻撃に関しては、武藤の運動量が非常に効いていた印象です。浦和の、前からプレスに行くサッカーできついのは前のポジションですが、少しでも遅らせれば武藤が間に合ってくれるというその帰陣の早さは魅力的でした。

仙台時代はFWだった武藤ですが、浦和のサッカーのシャドーという位置が彼に最も合っており、守備もしながら攻撃のときに後ろから忍者のごとく入ってくる動きを自分のものにした印象です。この日も1得点1アシストと結果を出し、9番にふさわしい選手になるのも時間の問題と感じます。

2シャドーが両方スピード型になったときに、なかなかボールが落ち着く場所が見つからないのは、今日見つかった大きな課題ですが、本職のシャドーの梅崎、李あたりがボールを落ち着かせることを意識して欲しい、そう感じます。
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