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何度も迎えた決定機(2/27柏対浦和)

2016-02-27 22:56:40 | 浦和レッズ
今日の柏戦は、テレビ観戦でした。スカパーのみの中継だったので、結果をご存知でない方もいらっしゃると思いますが、2-1で浦和の勝利に終わりました。柏は吉田監督時代は5バックのような極端な浦和対策を立ててくる相手でしたが、今回のメンデス監督は自分たちのやり方を貫くタイプのようで、4-2-3-1の戦術で臨んできました。

4バックの相手の場合、ミシャのシステムでは両アウトサイドのどちらかは確実に使えます。浦和はできるだけ早く、宇賀神と関根のどちらのサイドが使えるか見極めることが必要でしたが、その答えは比較的早く出ており、関根対相手左SB輪湖の勝負がほぼ関根が勝てることがわかってきました。

そのため、前半に浦和は関根のクロスを武藤が腹で落としてあわやゴールという決定機を迎えます。ビデオで見る限りでは入ったように見えますが、主審の判定はGK中村航輔がわずかに早くかき出したというものでノーゴールに終わります。しかし、そのような決定機は浦和に多く、この試合は確実に勝っておきたいと前半で確信したゲームになります。

後半にも、宇賀神のクロスを李が胸で合わせた場面もありましたが、これは李にハンドがあったという理由でノーゴールになります。それでも、文句なしでゴールになる場面を作ればいいのがサッカーの原理で、阿部勇樹が相手クリアを跳ね返した浮き球を李が受け、反転して強烈なシュートを放ち、GK中村航輔が弾いたこぼれ球を武藤が詰めて今度こそゴールになります。

このゴールで柏が布陣変更の手を打ちます。途中出場の田中順也をFWに入れ、1トップにいたオリベイラを右MFに置きます。このオリベイラの重心の低い長い距離のドリブルが浦和にとっては脅威で、失点場面では柏木と森脇がまとめて置いて行かれ、一旦は西川がセーブしたもののこぼれ球を大谷に決められて同点にされます。

浦和は李を下げてズラタンを入れていました。この交代でトップ下に回った興梠が、うまくボールを散らせずに攻撃が機能しなくなり、引き分けの可能性も考えました。しかし、CKのチャンスでズラタンが頭で合わせて決勝点になり、浦和は2-1と辛くも柏をかわし、勝ち点3という結果を残すことに成功します。

課題もありますが、それは明日のマニアック分析に回すとして、ひとまず交代の手が当たって勝てたことをサポとしては喜ぶことにしましょう。
コメント (2)
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