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本田→アバーテライン(パレルモ対ミラン)

2016-02-16 21:56:53 | ワールドサッカー
日曜日、セリエAのパレルモ対ミランを見ていました。ミランは本田圭佑を右MF、ボナベントゥーラを左MFに置いた、ボックス型の4-4-2でした。この布陣でミランがやりたいことは明確でした。なぜなら、2トップが両方ともスピード型のバッカとニアンだったからです。両MFがサイドを崩して低くて速いクロスを入れて、そのボールにニアンとバッカが飛び込む形がミランの狙いでした。

左のボナベントゥーラは個人技でサイドを崩す場面もありましたが、本田圭佑はもともとトップ下でウイングタイプではありません。それでも、本田圭佑はミハイロビッチ監督の信頼を勝ち取り、9試合連続のスタメン出場です。その答えはこの試合にありました。

それは、右SBアバーテの攻撃参加です。アバーテは本田圭佑のキープ力を信頼しており、本田圭佑を追い越して上がることにまったくためらいがありません。本田圭佑が内寄りでキープして、アバーテにつながったクロスがバッカの先制点につながりました。

アバーテがフォローしてくれることは、本田圭佑にもいい影響がありました。それは、本田圭佑が得意な内寄りからミドルシュートを狙えたことです。昨日、スポーツニュースで見た、ジェノア戦の今季初ゴールもそのミドルシュートです。また、本田圭佑は守備でも効いており、相手カウンターにプレッシャーに行って遅らせる、地味な動きを何度もしていました。

日本人選手が海外で通用するとすればこんな動きかなと感じています。今、イングランドのレスターで大活躍の岡崎慎司も、そういう地味な動きを評価されていると聞きます。瞬間的なスピードではかなわなくても、頭を使うことで貢献する道はあるということでしょう。

また、本田圭佑が出場することで、ミランが勝っていることもいい傾向です。勝つことで、監督はさらに本田圭佑を信頼し、日本代表にもいい影響があるだろうと期待しています。
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