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琴奨菊、大関陥落

2017-01-19 21:24:41 | 他スポーツ
平日はダイジェストで相撲を見るのが手一杯の私ですが、今日は相撲から一つニュースが入ってきたので書きます。それは、琴奨菊の大関陥落です。今のルールでは、大関は2場所連続で負け越すと関脇に陥落します。

先場所5勝10敗と負け越していた琴奨菊は、大関死守には今場所の勝ち越しが条件でしたが、今日玉鷲に押し出されて8敗目を喫し、負け越しと大関陥落が決まりました。今場所の琴奨菊の相撲を見ていると、簡単に前に落ちるのが目立ちます。もともと、まわしにはこだわらず、速攻で勝ってきた力士ですから、はたかれるということは足が前に出ていないことの証明だと思います。

琴奨菊といえば、1年前の初場所で日本出身力士10年ぶりの優勝が印象的です。このときは、白鵬、日馬富士、鶴竜の3横綱が出場していました。その3横綱を、全員破っての優勝だったので、価値があります。

このときの相撲ぶりが、左を差しての速攻相撲でした。まわしは取らなくても、立ち合いで先手を取れば得意のがぶり寄りで一気に相手を土俵際まで追い詰めた相撲は印象的でした。

この当時、初優勝と自身の結婚が重なったので、「日本一幸せな人」とちょっとしたフィーバーになりました。仕切りで塩を取るときに大きくのけ反る「琴バウアー」でも知られます。この琴バウアーは、メンタルトレーナーのアドバイスで、取組前のルーティーンとして採用したパフォーマンスです。

大関に戻るには、来場所での10勝以上が条件になります。過去には、この10勝での復帰は狭き門で、三重ノ海が達成して以降なかなかできない偉業?でした。最近、貴ノ浪、武双山、栃東が達成しており、コンディションをうまくトップに持ってくることができれば、決して不可能ではなくなりました。

関脇だと、前半戦で横綱大関と当てられるので、調子が出る前に負けが込む可能性もありますが、10勝を目標に心身の張りを保って、来場所をいい状態で迎えられることを願うばかりです。
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