今日はドイツ・ブンデスリーガのマインツ対ケルンのビデオを見ていました。マインツには武藤嘉紀が、ケルンには大迫勇也がいる日本人対決です。両者とも前のポジションの選手なので、直接マッチアップはしませんが、この試合を見ていると日本人選手がどうやって特徴を生かすべきか見えてきます。
それは、Jリーグが戦術的に凝るというところです。FWの守備はJリーグではよく言われており、決定力が多少難があっても、守備にハードワークする選手が起用されることが多いです。例としては最初の5年間で二桁得点がわずか1回のFWマルキーニョスが、そのハードワークを買われて長く日本でプレーしたことが挙げられます。
武藤は2トップの一角での起用でしたが、そのスピードを生かしてFWの位置から下りてきての守備が効いており、相手ボランチにチェックに行ってからのスルーパスが機能していました。マインツで長年プレーし、かつては岡崎慎司をトップ下からのパスで生かしたマッリを、同じドイツのボルフスブルクに引き抜かれているマインツでは、そういう役割は重要です。
これに対し、大迫勇也は3バックのチームのシャドーという役割です。大迫勇也はボールコントロールのうまさという特徴を持っており、うまく止めてからの展開で、今季13得点という絶対的ストライカーのモデストを後ろから生かす役割に徹しています。大迫自身のゴールはこの試合の時点でわずか2点でしたが、モデストがスペースでもらいたいスピード型ということをよく理解しており、意図してそういうボールを供給しています。
この試合では、ケルンの守備が目につきました。たまたま、前回0-4で負けているホッヘンハイム戦を見ていたのでそう言うイメージはなかったですが、ケルンは1試合の平均失点が1点を切っています。それが可能になったのは、バイタルエリアにボランチを早く帰陣させてのシュートブロックでした。
ブンデスリーガは、1月はウインターブレイクで休みで久しぶりの試合でしたが、この中断期間中、ケルンは攻撃より、長所の守備の練習をして守りを熟成させました。カウンターも速く、縦に入れたボールを正確に止められる大迫と、スピードのあるモデストがいるからこその攻撃です。
この試合は0-0に終わりましたが、堅守速攻のケルンが持ち味を発揮し、逆にマインツの方は苦しんだ試合だったように感じました。
それは、Jリーグが戦術的に凝るというところです。FWの守備はJリーグではよく言われており、決定力が多少難があっても、守備にハードワークする選手が起用されることが多いです。例としては最初の5年間で二桁得点がわずか1回のFWマルキーニョスが、そのハードワークを買われて長く日本でプレーしたことが挙げられます。
武藤は2トップの一角での起用でしたが、そのスピードを生かしてFWの位置から下りてきての守備が効いており、相手ボランチにチェックに行ってからのスルーパスが機能していました。マインツで長年プレーし、かつては岡崎慎司をトップ下からのパスで生かしたマッリを、同じドイツのボルフスブルクに引き抜かれているマインツでは、そういう役割は重要です。
これに対し、大迫勇也は3バックのチームのシャドーという役割です。大迫勇也はボールコントロールのうまさという特徴を持っており、うまく止めてからの展開で、今季13得点という絶対的ストライカーのモデストを後ろから生かす役割に徹しています。大迫自身のゴールはこの試合の時点でわずか2点でしたが、モデストがスペースでもらいたいスピード型ということをよく理解しており、意図してそういうボールを供給しています。
この試合では、ケルンの守備が目につきました。たまたま、前回0-4で負けているホッヘンハイム戦を見ていたのでそう言うイメージはなかったですが、ケルンは1試合の平均失点が1点を切っています。それが可能になったのは、バイタルエリアにボランチを早く帰陣させてのシュートブロックでした。
ブンデスリーガは、1月はウインターブレイクで休みで久しぶりの試合でしたが、この中断期間中、ケルンは攻撃より、長所の守備の練習をして守りを熟成させました。カウンターも速く、縦に入れたボールを正確に止められる大迫と、スピードのあるモデストがいるからこその攻撃です。
この試合は0-0に終わりましたが、堅守速攻のケルンが持ち味を発揮し、逆にマインツの方は苦しんだ試合だったように感じました。