Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

機能しなかった3バック(レスター対チェルシー)

2017-01-27 23:15:26 | ワールドサッカー
今週は少し時間があったので、イングランドプレミアリーグのレスター対チェルシーを見ていました。上位のチェルシーに対し、レスターは昨年こそ優勝とはいえ、現在は15位と下位に低迷して苦しんでいます。そんなレスターのラニエリ監督は、この試合から3バックを試してきました。

イングランドで3バックは珍しい戦術です。この戦術を機能させるには引きすぎないことと、両アウトサイドをどう使いこなすかが重要です。この日のレスターは両方ともできていなかった印象です。特に機能していなかったのは、レスターの右アウトサイド、オルブライトン(11番)でした。

彼はもともとは攻撃的MFの選手で、アウトサイドに課される、相手左サイドのアロンソ(3番)へのマークというタスクに苦しんでいました。マークを意識して上がれなくなってしまっては、5バックのようになってしまい、アウトサイドを使った攻撃は難しくなります。対面のアロンソに2点取られた以上、レスターのこの策は失敗と断言してもいいと思います。

また、チェルシーの立てたレスター対策もしっかりしていました。レスターが誇る、スピード型FWバーディー(9番)をとにかく消すことが狙いでした。チェルシーの最終ラインはかなり低い位置に引かれ、意図的にバーディーから離れることによって、バーディーが走り込むスペースをなくすのが狙いでした。

これでバーディーは消されてしまい、レスターの攻撃はサイドからの長いクロスだけになってしまいました。前線にターゲットマンのいないレスターではこの攻撃では苦しく、ラニエリ監督も岡崎慎司(20番)を投入して後ろを去年までの4バックに戻す采配を打ちました。しかし、この急造布陣も機能したとは言い難く、アンカーの25番が中途半端に最終ラインに入ってしまって5バックのようになってしまい、しかもサイドハーフに回した右サイドのムサ(7番)がMFに必要な守備力を持っていなかったという弱点も露呈しました。

最後は、右サイドのオルブライトンが機能しないので、勝つことよりも試合の形を整えることを考えて、オルブライトンに代えて右SBのシンプソン(17番)を投入せざるを得なくなったレスターは、0-3という完敗を喫することになりました。かなりチーム状態が良くないと感じた試合で、プレミア残留もぎりぎりの戦いが待っている、そんな予感がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする