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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ルヴァン杯甲府戦(アウェイ)プレビュー

2018-06-01 22:43:44 | 浦和レッズ
明日、浦和はアウェイの中銀スタジアム(小瀬陸上競技場)で、J2のヴァンフォーレ甲府と対戦します。この試合はルヴァン杯のプレーオフステージで、ホームアンドアウエーの2試合で勝ち上がったチームが、ルヴァン杯の準々決勝進出というルールで行われます。今季のルヴァン杯は昨季J2に降格した甲府と新潟を加えて行われており、そのためこの実現しました。

甲府はJ2リーグで、6勝6分け4敗の8位という成績です。1年でのJ1復帰を目指していたチームとしては低迷で、事実吉田達磨監督を更迭して上野新監督のもとで戦っています。もっとも、甲府というチームは、J1を相手にするときは選手が変わっても監督が代わっても、一貫して5-4-1の守備的な入り方をしてくることが多いです。

甲府としては、第二戦で突破を決めるために、引き分けでもいいという戦い方をしてくる可能性もあります。特に、0-0の引き分けだと、第二戦で点の入った引き分けで突破できる甲府は俄然元気が出ます。それをさせないためには、浦和に求められるのは勝利だけです。

もっとも、このルヴァン杯は、浦和は代表に招集された槙野智章と遠藤航を欠いて戦うことになります。ただでさえ選手層の薄い浦和で、DFが二人もいないというのは緊急事態で、平川や阿部勇樹あたりのベテランの力が必要になってくる可能性もあります。これまで、浦和はそういうベテランの力で、ルヴァン杯を勝ち上がってくることが多かった伝統があります。

鍵になるのは興梠と組む2トップの相棒です。武藤雄樹が有力ですが、ここのところのプレーは興梠との距離が開きすぎていいボールを供給できていません。できるだけ興梠の近くでプレーすることでマークを引きつけて、興梠をフリーにする動きができるかが、この試合を左右する要素だと思います。
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栃ノ心、大関昇進

2018-06-01 21:33:02 | 他スポーツ
大相撲からは、関脇栃ノ心の大関昇進が大きなニュースでした。栃ノ心は思い出深い力士で、2013年の初場所に久しぶりに国技館に行ったときに自分の横を歩いており、写真を撮らせてくれた記憶があります。うっちゃりを見せるなど、当時から腕力を生かした相撲を取っており、若くして上位に上がったこともあって期待の存在でした。

しかし、彼の相撲人生は大きく暗転することになりました。膝の靭帯断裂という重傷を負ってしまったからです。前頭11枚目だった番付は、十両筆頭、十両14枚目、幕下15枚目、幕下55枚目と休場している間に急降下していきました。小結の実績もあった彼が、若い衆と一緒の扱いを受けるのは辛かったことと思います。

栃ノ心が立派なのは、その休場期間を無駄にしなかったことでした。幕下の土俵に上がった彼は、一人だけ幕内力士が混じっているような圧倒的な上半身の力をつけていました。幕下では相手にならないとばかりに、幕下で2場所連続全勝優勝を果たし、すぐに十両に復帰します。十両でも同じで、13勝2敗、15戦全勝と2場所で通過し、わずか4場所で前頭8枚目まで番付を戻しました。

この間の勝率、42勝2敗は今でも驚くべき数字です。幕内でも上手からの引きつけが強くなり、右四つの型を持っていたこともあって上位に定着し、今年初場所で平幕優勝をして勢いに乗りました。最初で最後かもしれない、大関昇進のチャンスを、一回でものにしたのも強さだと思います。

また、栃ノ心は不名誉な記録ですが、対白鵬25戦全敗というものも持っていました。正攻法の相撲であることと、白鵬とは右の相四つということもあり、白鵬に十分に組まれてしまったからです。しかし、その記録を今場所はついに止めることに成功しました。この記録が止まるときは栃ノ心のブレイクではと予感した通り、ついに大関をつかむことに成功しました。

30歳という年齢を考えると、長く大関を張るのは難しいかもしれません。しかし、この勢いがあれば、横綱を狙うくらいの気持ちでいた方がいいと思います。上位陣がベテランになってきており、世代交代は待たれる頃なので、栃ノ心が一気に番付を駆け上がっても、全く不思議ではありません。
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