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スイス戦プレビュー

2018-06-07 22:35:35 | ワールドサッカー
日本時間土曜日の未明、日本代表はW杯直前の親善試合として、アウェイでスイス代表と対戦します。未だに、練習では3バックか4バックか定まらない西野ジャパンですが、このあたりでそろそろ戦術的な成果を見たいところです。W杯メンバーの23人が決まった以上、その23人をいい状態に持っていくことがこの試合の意義です。

スイスは、強いチームです。ドイツ語圏ということでドイツのブンデスリーガに多くの選手を送り出しており、イタリアのセリエAのユベントスでプレーする右SBのリヒトシュタイナーもいます。中盤から後ろにいい選手を多く持ち、GKはドルトムントの正GKのビュルキです。ボランチのベーラミも守備に強さを発揮します。

これに対し、攻撃陣はこれといった選手がいないイメージです。FWのドルミッチはかつてニュルンベルクで長谷部誠のチームメイトでしたが、それほどいいFWには見えませんでした。エースストライカーのセフェロビッチも、ブンデスリーガ時代には得点王争いに絡むほどの選手ではなかった印象です。

そういう意味では、日本代表の攻撃陣が試される試合になるでしょう。ガーナ戦では、相手に早い時間に先制点が入ったことによって、相手にブロックを作られて守り切られてしまいました。今回、もし3-6-1の1トップで大迫勇也が出るようなら、彼が得意とするキープとアシストで、2列目の選手が走り込む形を多く出す展開にしないといけません。

ガーナ戦は0-2のスコアながら、中盤でキープしたい日本らしさは少し出せました。あとは前の連係です。どういう形で、大迫に点を取らせるか、それとも2列目に取らせるか、一つの答えは見つけたいものです。もちろん、原口元気の右アウトサイドが持つかなど、気にすれば気になることは多くありますが、今は希望を見たいです。
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