どうしてもクロアチアを見たかったので、ビデオで録画したクロアチア対ナイジェリアも見ました。クロアチアは1998年フランスW杯3位の実績を誇りますが、今回のメンバーはクロアチア国内それを上回るポテンシャルがあると評価されています。事実、ダブルボランチのラキティッチがバルサ、モドリッチがレアルと世界最強チームでプレーする選手です。
この両者をどう生かしているかが注目でしたが、ラキティッチが時には最終ラインに入る柔軟性で後ろからのボールを受け、少し前目にいるモドリッチに回すという関係性です。もちろん、ラキティッチ自身が長いボールを送って一気に前に通すこともできます。彼ら二人は、ほとんどボールを取られない信頼性を確立しており、クロアチアがパスサッカーを狙うのもうなずけます。
これに対し、ナイジェリアもかつてはFWの身体能力に頼る単調なサッカーでしたが、次第に欧州でプレーする選手が増えて組織サッカーにも慣れてきています。この日のナイジェリアはサイドのウイング、モーゼス(11番)とイウォビ(18番)に預けてからのクロスを狙ってきた印象です。レジェンドのミケル(10番)はトップ下に入りました。
試合はクロアチアのプレスが勝敗を分けたと思います。クロアチアは前述のラキティッチとモドリッチで華麗なサッカーというイメージを受けますが、前の4人は地味にハードワークしており、特に1トップのマンジュキッチ(17番)はほとんどの時間でナイジェリアDFに前から守備をして相手のフィードの精度を落とすことに成功します。
その結果、得たCKからマンジュキッチが倒れ込みながらのヘディングシュートでコースを変えると、ナイジェリアMFエテボ(8番)のオウンゴールでクロアチアが先制します。1点を追うことになったナイジェリアが、後半の頭15分ほど圧力をかけてきますが、そこを落ち着いて守り切ったクロアチアが、PKでさらに1点を追加して2-0で逃げ切ることに成功しました。
課題だった選手層も、ボランチの控えにブロゾビッチが台頭して途中から入り、モドリッチをトップ下に上げるオプションもあります。定評のあるウイングのペリシッチも機能しており、今回のクロアチアは強そうな予感がします。アルゼンチンとどこまで戦えるか次第ですが、上位進出の可能性も感じました。
この両者をどう生かしているかが注目でしたが、ラキティッチが時には最終ラインに入る柔軟性で後ろからのボールを受け、少し前目にいるモドリッチに回すという関係性です。もちろん、ラキティッチ自身が長いボールを送って一気に前に通すこともできます。彼ら二人は、ほとんどボールを取られない信頼性を確立しており、クロアチアがパスサッカーを狙うのもうなずけます。
これに対し、ナイジェリアもかつてはFWの身体能力に頼る単調なサッカーでしたが、次第に欧州でプレーする選手が増えて組織サッカーにも慣れてきています。この日のナイジェリアはサイドのウイング、モーゼス(11番)とイウォビ(18番)に預けてからのクロスを狙ってきた印象です。レジェンドのミケル(10番)はトップ下に入りました。
試合はクロアチアのプレスが勝敗を分けたと思います。クロアチアは前述のラキティッチとモドリッチで華麗なサッカーというイメージを受けますが、前の4人は地味にハードワークしており、特に1トップのマンジュキッチ(17番)はほとんどの時間でナイジェリアDFに前から守備をして相手のフィードの精度を落とすことに成功します。
その結果、得たCKからマンジュキッチが倒れ込みながらのヘディングシュートでコースを変えると、ナイジェリアMFエテボ(8番)のオウンゴールでクロアチアが先制します。1点を追うことになったナイジェリアが、後半の頭15分ほど圧力をかけてきますが、そこを落ち着いて守り切ったクロアチアが、PKでさらに1点を追加して2-0で逃げ切ることに成功しました。
課題だった選手層も、ボランチの控えにブロゾビッチが台頭して途中から入り、モドリッチをトップ下に上げるオプションもあります。定評のあるウイングのペリシッチも機能しており、今回のクロアチアは強そうな予感がします。アルゼンチンとどこまで戦えるか次第ですが、上位進出の可能性も感じました。