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最後の詰め(6/6天皇杯浦和対YSCC横浜)

2018-06-06 22:32:26 | 浦和レッズ
今日の天皇杯2回戦、YSCC横浜戦は仕事の都合上、後半頭にテレビの前に座るのが手一杯でした。そのため、後半だけの印象になってしまいますが、書ける範囲で書いていきます。まず、浦和のオリベイラ監督は、天皇杯を大事な大会と判断して、ほぼベストメンバーを揃えてこの試合に臨みました。

それでも、前半の浦和は得点こそ2点決めていますが、オウンゴールとPKの2点でした。それだけ、挑戦者YSCC横浜の気迫に押されたようで、なかなかパスがつながらず苦しみました。それでも、後半の戦い方は、オリベイラ監督なりにある程度試合の形を作ろうとする意図を感じられました。

まず、1トップにマルティノスを置いてきました。高い位置からプレスに行こうとするYSCC横浜の裏を、ロングボール一本で抜け出せる策で、事実後半の多くの時間で、マルティノスと相手GKとの競走が多く見られました。何度も走らされるマルティノスにとっては大変な戦術ですが、これでYSCC横浜の動きが落ちてきました。

その結果、後半は浦和がボールをキープすることができていました。なかなか、最後のシュートに思い切って行く選手が少なく、押している割にはシュートにならない展開でしたが、それでも2点ビハインドを追わなければいけないYSCC横浜にボールを支配させないことは勝利に必要な条件です。少し、ファウルでFKを与えるのは気になりましたが、YSCC横浜の精度不足に救われました。

それでも、オウンゴールとPKの2点だけで勝つのも消化不良という感がありました。それで柏木を途中から出してきたのでしょう。柏木をトップ下に入れ、右MFに山田直輝、左MFに武藤雄樹と置いてパスに走る狙いです。これで多少役割が整理された印象は受けますが、YSCC横浜の守備は粘り、3点目はなかなか入りませんでした。

最後、武藤雄樹のシュートが相手DFに当たったところを押し込んだ山田直輝のゴールで、3点目を入れた浦和はそのまま3-0で勝利しました。内容には課題もありますが、それでも負けそうな試合ではなかった印象です。前半を見れば印象が変わるかもしれませんが、敗退という最悪の結果を避けてくれた喜びを感じています。
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