Kobby loves 埼玉&レッズ

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巨人対西武3連戦雑感

2018-06-10 21:32:02 | 他スポーツ
仕事やサッカーなどもあって、全部のプレーは見ていないですが、交流戦の巨人対西武の3連戦、ある程度テレビで試合展開を追いました。この3連戦では、西武の長所も課題も、両方が出た3連戦だったと思います。結果は金曜日勝利、土曜日、日曜日敗戦の1勝2敗でしたが、一方的に敗れる試合はなく終盤まで勝負を持ち越したので、ファン的にはある程度は満足しています。

長所はやはり打線です。もっとも、西武の場合は一発攻勢に頼らなくても様々な得点パターンがあるのが強みです。この交流戦はセリーグ本拠地ではDHがなく、9番に投手が入る条件でしたが、8番の金子侑司が塁に出て、9番で送って1番の秋山翔吾で返す、一つのパターンも見ることができました。

また、今回の巨人戦では強肩捕手の小林誠司にある程度は封じられましたが、西武の場合機動力も使えます。盗塁数は12球団でトップなので、もちろん盗塁という記録に残る結果もありますが、それ以外にも安打で2塁から生還できる確率が高いことや、内野安打を多く稼げることなど、いろんなプラスの要素が見えてきます。

課題はブルペンの投手力の差です。巨人の勝ちパターンの継投の澤村やマシソンからはホームランを打つなど健闘しましたが、それ以外にも池田や田原といった、負けパターンで出てくる中継ぎが頑張った印象です。結果は5-4で勝った第一戦も、菅野降板後のリリーフ陣が踏ん張ったので、最後の岡本の見逃し三振で辛くもしのいだとはいえわからない展開でした。

それに対し、今の西武はリリーフ陣が崩壊状態です。勝ちパターンで使っていた平井も、阿部慎之助に3ランを打たれるなど悪く、勝ちパターンのワグナーや増田もある程度の失点は覚悟して出さないといけません。そのため、どうしても先発投手の交代時期が遅れるという采配の傾向が出てしまいます。多和田真三郎が坂本に打たれた逆転ホームランも、その交代の遅れが生んだ結果でした。

ある程度先発投手は駒が揃ってきたので、リリーフ陣が締まればまたある程度勝てるようになると思えますが、このままでは苦しいので、リリーフ陣の再編もこれからあるかもしれません。
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甲府戦マニアック分析

2018-06-10 17:07:39 | 浦和レッズ
後半頭で、柏木が投入されトップ下に入ります。逆転には2点が必要になった浦和としては、思い切って攻めに出るしかありません。マルティノスが交代した右MFに山田直輝が回りました。しかし、ボールこそ一時的には支配したものの、後半の戦い方は良くなかった印象です。理由は甲府につながせてしまったからです。

特に、武藤out李inで2トップにしてからの戦い方は変でした。2トップのつもりだったのでしょうが、浦和の良くないときのパターンである、興梠がサイドに開き始める展開になってしまいました。興梠のFWは評価していますが、MFとしてはあまり魅力がないです。浦和が攻めようと思うあまり、無理にFWを次々と投入したことが裏目に出たと思います。

甲府は勝てるとみて、FWの堀米と森を下げて、リンスと田中佑昌を入れてきました。この二人にはうまくボールが入っていました。リンスは余裕があると見て、個人技で一気に持っていくプレーも見せていました。浦和としては、攻めたいと思う気持ちが空回りして、甲府にチャンスを与える最悪の展開になってしまいました。

最後、阿部勇樹を下げて武富を入れてさらに前の選手を増やしましたが、ボランチに回った柏木が持っても出すところがなく、ついには負けている展開でありながら後ろで回すような疑問の残るプレーも出始めました。オリベイラ監督は最後はマウリシオの急造FWという手を打ち、DFに青木を下げて組み替えましたが、そのマウリシオのヘディングシュートがポストを叩くという不運もありました。

浦和としては、やはり1stレグでひどい戦いをしてしまったつけが来ました。3点差でないと勝てない条件で、しかも甲府のチーム状態は最高と来ては、ノーチャンスだった印象を受けます。オリベイラ監督は1stレグのひどさは認めていますが、それでも2点だったことでチャンスはあるとコメントしていましたが、今の浦和では逆転できる力はなかった印象です。

これから、中断期間で何ができるかが、浦和の今後を決めます。オリベイラ監督は「動いている船に途中からヘリコプターで乗り移ったよう」とチーム状態を把握できていないことは認めています。思い切って戦術を変えるとすれば今しかチャンスはなく、最悪の場合でも残留だけはできるように、チームの総力を結集して欲しいです。



























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