Kobby loves 埼玉&レッズ

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内容は悪かった試合(9/16横浜FM対浦和)

2018-09-16 22:43:55 | 浦和レッズ
今日の横浜FMとのアウェイ戦、結果は2-1で浦和の勝利に終わりました。もっとも、内容は決していい試合ではなく、横浜FMのポステゴグル監督が見せる、強気の高い最終ラインの裏をたまたま利用できただけです。そう感じるのは、特に前半のボールの回りの悪さが理由です。解説の柱谷幸一氏によれば、「横浜FMがキープして浦和はカウンターを狙う」と試合前に予想していましたが、本当にそういう試合になりました。

それでも、そのカウンターを機能させてシュートで終わっていれば決して内容が悪いとは思いません。この日の浦和の内容の悪さを感じたのは、前半にどういう攻撃をするか意図が全然見えなかったからです。シャドーのマルティノスのスピードを使いたい様子は見えましたが、右SBのイッペイ・シノズカに勝てておらず、チャンスでもトラップミスで潰しました。後半頭から荻原をマルティノスに変えて投入した、大槻コーチの采配も当然と言えます。

その前半は、相手右ウイングの仲川に宇賀神の裏を狙われ、何度もあったシュートチャンスが一度でも決まっていれば負けでした。GK西川の好守と、この日は好調だったCBの槙野とマウリシオで辛くもクリアして逃れるのが手いっぱいでした。そんな、完敗ペースの試合が変わったのは、前半41分の直接FKです。武藤の蹴ったボールはクリアされたものの、フォローに来ていた宇賀神がバイタルエリアから思い切ってシュートを狙い、これが相手DFでブラインドになったようでGK飯倉は反応できず、試合は1-0と浦和リードで折り返すことになります。

後半、荻原が入ったことで浦和の攻撃は変わりました。マルティノスのスピードはなくなるものの、荻原が見せるドリブルからのシュートで終われるなど、ボールを収める箇所がようやくシャドーにできます。それでも、柏木の不在は痛く、ボールが回らないのを見た興梠がMF的にプレーする時間が増えます。ビハインドを負った横浜FMがFWのウーゴ・ヴィエイラを投入して2トップに変え、狙われ始めていた右サイドの途中出場、平川のところからのプレーでウーゴ・ヴィエイラはDFマウリシオを振り切って同点ゴールを決めます。

今の浦和はかなり選手層が薄くなっており、橋岡の控え一番手の森脇が離脱しているための平川投入でしたが、相手も平川のところは狙うと徹底的にボールを集めてきました。今の平川には、昔のスピードはなくなっており、相手がスピードあるユン・イルロクを入れてくると劣勢は明らかでした。もう仕方ない、勝ち点1でも拾ってくれと祈り始めた頃、青木のロングボールから武藤がDFライン裏へ抜け出して決勝点を入れて、浦和が2-1で勝利を収めることができました。

相手DFライン裏を狙えたのは結果であり、決してそれがゲームプランではなかったでしょう。それでも、残留争いに巻き込まれる恐れがあったこの試合を勝利しておいたのは大きく、またも大槻コーチが浦和をギリギリのところで救うのは再現した格好です。何か持っているのかもしれませんね。
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大相撲秋場所7日目

2018-09-16 22:20:30 | 他スポーツ
写真の整理に手間取って、更新が遅くなりましたが、昨日は両国国技館まで大相撲秋場所7日目を見に行ってきました。大相撲は仕切りを何回も繰り返す競技なので、シャッターチャンスはたくさんあります。2階席という遠い場所からの写真なので、何度も失敗しますが、その中である程度うまく行ったものを載せます。

ベストバウトは御嶽海対貴景勝でしょう。挑戦者の立場の小結貴景勝は、立ち合いから思い切って突いて出て、御嶽海の顔面に何発も張り手を見舞います。それでも御嶽海の体は簡単には崩れなかったですが、勝負とみた貴景勝が正面土俵に押したものの、土俵際で御嶽海の突き落としが決まって御嶽海の逆転勝ちに終わります。貴景勝が、相撲に許されるルールの範囲で可能な限り見せた闘志は印象的でした。

稀勢の里対千代の国もいい勝負でした。千代の国は本来押し相撲ですが、まわしを引いて粘り、稀勢の里に十分の上手を許さない展開に持ち込みます。稀勢の里は苦しみながらも前に圧力をかけ、千代の国が逆転の投げを放ったものの、千代の国の足が先に出ており稀勢の里の勝利に終わります。稀勢の里、なかなか会心の相撲は取れませんが、ここまで6勝1敗と何とか持ちこたえています。

白鵬は遠藤の「腰砕け」で勝利し、鶴竜も正代を西土俵にあっさり寄り切り、上位陣で黒星の力士はいませんでした。今場所は上位陣が好調なので、前頭上位はことごとく負けが込んでおり、三賞の対象者が今の時点では思いつかないほどです。下位で大勝ちをした力士が敢闘賞を受賞するのが手いっぱいのように思えます。

下位では、幕下の土俵での極芯道対蒼国来に注目しました。両者とも3戦全勝同士の取り組みで、特に7枚目の蒼国来は一場所での十両復帰には全勝が求められます。組み合っての相撲になりましたが、休場明けの蒼国来のスタミナが先に切れ、先場所惜しいところで十両を逃した極芯道がリベンジの機会を狙うことになりました。

十両ではベテランの常幸龍に注目しました。膝の手術で三段目まで落ちて、2年以上幕下以下を低迷しましたが、この日は相手翔猿の横からうまく攻めて、寄り切って4勝3敗としました。十両残留に必要な8勝、是非とも果たして欲しいものです。






















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