Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

神戸戦プレビュー

2018-09-17 20:51:10 | 浦和レッズ
浦和は、23日の日曜日にホーム埼玉スタジアムで、ヴィッセル神戸と対戦します。神戸といえば、もちろん元スペイン代表MFのイニエスタです。今回、埼玉スタジアムのチケットが完売したのは、もちろん彼の効果でしょう。私も、彼のプレーには興味があります。生で見ることで、イニエスタはこういう選手だというイメージが、より補強されることでしょう。

神戸の試合は、前節のガンバ大阪戦がNHK-BSで中継されていました。戦術は4-3-3で、イニエスタはMFのサイドです。藤田直之がアンカーに入り守備の役割を引き受け、バランスを取りながらイニエスタと三田の両サイドを上がらせるやり方です。FWにはヘディングに絶対の自信を持つウェリントンがいるので、サイドからいいボールが入れば大きなチャンスになります。

もっとも、イニエスタについては、パスの精度は「こんなレベル見たことがない」と驚くほどの選手ですが、運動量はバルセロナ時代よりは確実に落ちています。このガンバ大阪戦でも、スプリント回数がゼロというデータも出ています。そのため、神戸が追う展開になると、イニエスタを下げてFWを入れて2トップに変更するオプションもあります。

浦和については、前節の横浜FM戦は勝ったものの内容に課題が残る試合でした。特に、サイドが相手に狙われており、アウトサイドの橋岡と宇賀神のところを横浜FMのウイングに徹底的に崩されました。3バックを引く浦和なので、彼らが抜かれても真ん中に3枚残っていますが、相手にはウェリントンがいるのでそのクロスは致命傷になる恐れがあります。

また、リードを守るのも横浜FMより厳しい相手です。ウェリントンと長沢の2トップにして攻めてきた場合、もちろん相手も槙野より狙いやすい岩波のサイドを狙ってくるでしょう。横浜FM戦のように、クリアでしのぐばかりになってしまうと、相当苦しい戦いになるのは間違いありません。

狙えそうなポイントは、カタール人CBのヤセルです。ガンバ大阪戦の映像を見る限りではスピード不足のように見えます。もっとも、横浜FM戦のように興梠がMFに下がってしまうと、そこを狙えなくなってしまいますが。
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西武ライオンズ、優勝マジック11点灯

2018-09-17 20:04:35 | 他スポーツ
パリーグの天王山になった、西武ドームでのソフトバンク3連戦は、西武の3連勝に終わりました。ヤフオクドームで3連敗した悔しさを晴らしたいと選手たちはまとまっていたようで、売り物の打線が早い回に点を取って先発投手を楽にする戦いが、この3連戦ではできていました。その中では、今日の試合で先制の満塁ホームランを放ったベテラン、栗山巧選手を取り上げます。

栗山は兵庫県の出身で、2002年のドラフト4巡目で育英高校から西武に入団してきました。彼の売り物は1,2番も打てれば下位に置いても勝負強い打撃を見せてくれることです。プロで最初に頭角を現したときは、1番片岡の進塁を助ける2番での役割が多かった印象です。左打者の栗山ですが、左投手が来ても代打を出されない信頼感は早いうちから確保していました。

毎年、レフトの定位置は彼のものだった時期は長く、守備範囲という意味では今一つですが、その分打ってくれれば良いという起用をされていました。そのため、試合終盤には代走や守備固めを出されることの多い選手です。そんな選手が、1500本安打をマークするほど長い間信頼感を確保してきた理由に、進塁打が打てることがあったと思います。

2番で起用されてもそれほどバントのサインは出されず、1,2塁間へゴロを転がして進塁打を打つことで役目を果たしており、下位に置けばその安打を打てる技術で打点も稼げる選手です。記憶にある限りでは、4番以外すべての打順を打った経験があるように思います。また、FAで選手が流出しがちな西武で、いち早く「生涯ライオンズ」を宣言してくれた貴重な存在です。

しかし、昨年あたりからレフトのポジションを金子侑司に脅かされるようになり、不動のレギュラーという扱いではなくなってきました。それでも、代打に置いても結果を出せるので、DHや代打の出番が多くなってきています。2008年以来の優勝を狙う西武において、前回の優勝を知る数少ない選手として、心構えなどを若い選手たちに伝えていって欲しいです。

今の西武の若手である、山川穂高や外崎修汰、森友哉といった選手たちが、日本シリーズという舞台を経験すればきっともっと伸びていくと思います。そのために、栗山のようなベテランには、是非ともチームを盛り上げていって欲しいです。
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