前半だけ見て「このままではニューカッスルは逃げ切れない」と予想したこの対チェルシー戦、気になって後半のビデオを確認しました。5-4-1で守るニューカッスルは0-0で良しとみてそのままでしょうが、勝ちたいチェルシーがどう仕掛けてくるかがこのゲームのポイントでした。キープし続ければニューカッスルの動きはいずれ落ちてくるという読みなのか、後半20分ほどまで動きはありませんでした。
先に動いたのはニューカッスルで、1トップのFWをロンドンから17番のペレスに変えてきます。この意図は守りの強化で、ペレスにも守備に参加させて運動量を増やす意図に見えました。しかし、その直後、ニューカッスルDFシェアーのイエローカードから流れが変わってきます。それから、7分ほどの時間でフェルナンデスとリッチーにイエローが出て、ニューカッスルがそろそろきつくなっているのが見えてきました。
それがこのゲームの伏線になりました。チェルシーも1トップをモラタからフランス代表のジルーに交代させ、より動きを増してキープ力を上げると、ジルーのドリブルをシェアーが倒してPKとなり、このPKをアザールが決めてついに均衡が破れます。やはり、サッカーというスポーツはある程度は攻撃の時間を作って守備陣に休みを与えないと、おのずと崩れることはこの試合でも示されました。
しかし、そのまま試合は終わりませんでした。ニューカッスルの右ウイングの突破から、クロスがペレスの頭に合ってニューカッスルは不可能かに思えた同点ゴールを得ています。もちろん、1-1でもニューカッスルとしては悪くない結果ですが、やはり0点で抑えられなかったという心の動揺は隠しきれなかったようで、ウィリアンのミドルシュートをイェドリンがオウンゴールをして1-2となりビハインドを負います。
これで、点を取るしかなくなったニューカッスルはDFシェアーを下げてトップ下に武藤嘉紀を入れて4-2-3-1に変え、攻めに出ますが、チェルシーの時間稼ぎは熟練しており、前で時間を使ってファウルをもらってFKを得る技を前にニューカッスルは攻めきれず、試合はそのまま1-2でアウェイのチェルシーの勝利に終わりました。
この、一方的に見えて実は守る側のプラン通りという試合は、たまにそのまま終わることもあります。それでも、後半だけ見ても楽しめるだけのドラマがありました。ニューカッスルのベテラン監督、ベニテスの采配の妙もありました。こういう、強者対弱者の試合にも、そのまま実力通りに収まるものではないストーリー性はあるものです。
先に動いたのはニューカッスルで、1トップのFWをロンドンから17番のペレスに変えてきます。この意図は守りの強化で、ペレスにも守備に参加させて運動量を増やす意図に見えました。しかし、その直後、ニューカッスルDFシェアーのイエローカードから流れが変わってきます。それから、7分ほどの時間でフェルナンデスとリッチーにイエローが出て、ニューカッスルがそろそろきつくなっているのが見えてきました。
それがこのゲームの伏線になりました。チェルシーも1トップをモラタからフランス代表のジルーに交代させ、より動きを増してキープ力を上げると、ジルーのドリブルをシェアーが倒してPKとなり、このPKをアザールが決めてついに均衡が破れます。やはり、サッカーというスポーツはある程度は攻撃の時間を作って守備陣に休みを与えないと、おのずと崩れることはこの試合でも示されました。
しかし、そのまま試合は終わりませんでした。ニューカッスルの右ウイングの突破から、クロスがペレスの頭に合ってニューカッスルは不可能かに思えた同点ゴールを得ています。もちろん、1-1でもニューカッスルとしては悪くない結果ですが、やはり0点で抑えられなかったという心の動揺は隠しきれなかったようで、ウィリアンのミドルシュートをイェドリンがオウンゴールをして1-2となりビハインドを負います。
これで、点を取るしかなくなったニューカッスルはDFシェアーを下げてトップ下に武藤嘉紀を入れて4-2-3-1に変え、攻めに出ますが、チェルシーの時間稼ぎは熟練しており、前で時間を使ってファウルをもらってFKを得る技を前にニューカッスルは攻めきれず、試合はそのまま1-2でアウェイのチェルシーの勝利に終わりました。
この、一方的に見えて実は守る側のプラン通りという試合は、たまにそのまま終わることもあります。それでも、後半だけ見ても楽しめるだけのドラマがありました。ニューカッスルのベテラン監督、ベニテスの采配の妙もありました。こういう、強者対弱者の試合にも、そのまま実力通りに収まるものではないストーリー性はあるものです。