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大相撲秋場所総括

2018-09-25 22:28:11 | 他スポーツ
大相撲秋場所は、横綱白鵬の41回目の優勝に終わりました。全勝優勝と内容も良く、まだまだ角界の第一人者というところを見せた結果だと思います。もちろん、全勝で並んでいたライバル鶴竜の失速で、こういう一方的な結果になったとも言えますが、今場所は上位陣が皆休まないで、しかも好調だったので、その中での優勝は価値があります。

鶴竜はできるだけ全勝でついて行きたかったでしょうが、栃ノ心戦で外四つからつり出された負けが結果的に響きました。横綱と栃ノ心が皆休場明けだった今場所は調整力の勝負でしたが、終盤で失速したところを見るとコンディションを上げきれなかったのでしょう。もちろん、来場所以降の巻き返しができるポテンシャルはあるので、横綱の意地を見せたいです。

今場所を面白くしたのは、大関陣の頑張りでした。特に豪栄道は場所前から好調を伝えられ、稽古場では非常に強かったと聞きますが、結果的に初日の魁聖戦の黒星が大きく響きました。全勝で終盤まで行けば、優勝を狙える実力はあるだけに残念ですが、それでも上位陣が好調な中での12勝は立派だったと思います。

写真の栃ノ心は、先場所途中休場の原因になった、足の親指の靭帯損傷が治っていなかったと聞きます。それでも、せっかく12年かけて上がった大関を、わずか2場所で手放すのは悔しいでしょうから、何とか勝ち越してくれと願う思いでした。9勝6敗の成績を残し、おそらく巡業などには出ないで静養でしょうが、少しはホッとしたと思います。

下位では、出世争いを繰り広げる、幕下にいる朝青龍の甥の豊昇竜(ほうしょうりゅう)と、大鵬の孫の納谷(なや)の争いが注目でした。二人とも初めての幕下は厳しかったようで、3勝3敗同士でこの両者の直接対決が組まれました。豊昇竜が勝って幕下を守り、納谷は三段目に落ちることになりますが、それでも短い時間でここまで来たこの両者のライバル関係はずっと続いていくはずです。

また、琴桜の孫の琴鎌谷(ことかまたに)は幕下15枚目まで来ました。幕下上位は大変な位置なので簡単には突破できないでしょうが、名力士の親戚縁者たちが繰り広げる出世争いには注目していきたいです。琴鎌谷については写真を撮れたので載せます。


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