Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ラグビーCS、NZ対南アフリカ

2018-09-24 12:15:40 | 他スポーツ
昨日、埼玉スタジアムに出かける前に、ラグビーチャンピオンシップのNZ対南アフリカを見ていました。世界一のNZに対し、南アフリカもラグビー強豪で知られ、「スプリングボックス」の愛称も持っています。アパルトヘイト終了後に国際試合に復帰し、1995年のW杯は地元開催で優勝も果たしています。

それでも、選手の質という意味ではNZの方が上の印象は受けました。NZが序盤は優勢に戦い、ラックでうまく圧力をかけてターンオーバーを許しませんでした。NZが、南アフリカが得意としている密集をうまく外してサイドのウイングまで回すと、そのスピードに南アフリカの守備はついていけず、2トライで12-0となったときはNZの勝利を確信したほどです。

しかし、2度目のトライになったときに、絶対的なキックの精度を誇る、NZのSOボーデンバレットがまさかのキックミスをしたことがこの試合を動かすことになります。NZはさすが世界一のチームだけに、浮き球で相手DFの頭上を越すようなパスを送るなどのプレーも見せていましたが、この試合はそのNZの「難しすぎるプレー」に南アフリカがうまくつけこむことができました。

南アフリカが1トライを返した後、NZは相手のタッチキックを利用しようと、クイックスローで試合を再開しようとしてきました。しかし、南アフリカがこれを奪って逆にトライを決めたことで、試合はわからなくなりました。NZはFW戦から何度かトライを決めて追いますが、ボーデンバレットのコンバージョンが6回中4回失敗というまさかの展開で苦しくなります。

また、NZが時折見せる「キックパス」も南アフリカの狙いどころでした。決まると大きな展開ができるビッグプレーですが、これを逆に奪ったことで南アフリカにも流れができて、この試合は南アフリカにとって、敵地ウェリントンでの最多得点という36得点という結果を出し、最後2点リードで終盤戦まで持ち込みます。

NZはタイムキーパーのホーン(80分)が鳴った後、必死で攻めて逆転トライを目指しますが、最後は途中出場のマッケンジーがまさかのノックオンで相手に蹴り出されて試合は34-36で南アフリカの勝利に終わりました。世界最強のNZでも負けることはあるという試合で、細かいミスが出ることと、難しいプレーにつけこむことがその要因だったように思います。
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神戸戦マニアック分析

2018-09-24 11:47:30 | 浦和レッズ
後半、神戸は2点ビハインドを追うべく、最終ラインを高く上げてボール保持率を上げようとしてきました。そのボール保持で、何本かCKを取るなど、浦和に圧力をかける狙いは見て取れました。しかし、そのCKから浦和のカウンターを浴びる場面が多く、多少「無理攻め」な印象は受けました。そのカウンターから、橋岡のクロスを受けた武藤がシュートを狙いますが、一旦DF高橋峻希にボールを取られます。

しかし、高橋がこれをクリアミスして再度武藤に拾われ、そのシュートはGKキム・スンギュが手に当てたもののゴールの中に入り、浦和は決定的といえる3点目を入れることに成功しました。これで、浦和は選手交代をうまく使いながら、ゲームをどうやって終わらせるか考える采配をすることが可能になります。

神戸の攻めも、頼みの綱だったウェリントンのヘディングがなかなかゴールの枠へ飛ばず、ポストプレーヤーの長沢を下げてスピード型の古橋を入れる采配を打ちますが効果はそれほど出ず、浦和がカウンターを何度か機能させる展開が続きます。浦和ベンチが、長澤和輝out阿部勇樹inの交代を準備していたところ、その長澤和輝が柏木のアシストでヘディングシュートまで決めるという、出来過ぎのシナリオまで実現して4-0とし、試合はほぼ決着しました。

これで余裕が出た浦和は、負傷明けの柏木を下げて、大卒新人の柴戸を入れてトップ下に置くという交代を打ちました。柴戸は柏木のようにスルーパス連発というわけにはいきませんでしたが、それでもボールを持てるという長所は出し、浦和が時間を使うという意図を十分に体現することができました。

試合はそのまま4-0で浦和の勝利に終わりました。相手にイニエスタがいなかったという要素はもちろんありましたが、それでも神戸のポゼッションを機能させずに浦和がボールを持って勝利したこの試合は内容も良かったと思います。ここのところ内容が良くない試合が続いていたので、ようやくスッキリした気分になれた試合でした。

























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