今度の金曜日、森保監督のA代表監督としての初戦、チリ代表戦が札幌ドームで行われます。チリは過去、あまりいいメンバーを日本に送ってこなかった国ですが、今回のメンバーにはバルセロナ所属のアルトゥーロ・ビダル、元インテル所属のガリー・メデルなどのビッグネームもいます。本気で、日本に勝つつもりで戦うメンバーだろうと思われます。
もちろん、これだけのメンバーを送ってくる理由に、11日に韓国代表と対戦して極東で2試合を組めるからというものがあります。日本が必死で対戦交渉しても韓国に「ついで」で試合を持っていかれるという悔しさも感じますが、今はそんなことより、ある程度のメンバーが日本にやって来ることを感謝することにします。
チリはロシアW杯の出場こそ逃しましたが、世界ランキングは12位(日本は55位)です。しかも、2015年、2016年と南米選手権を連覇しており、南米では知られている強豪です。過去に、ベストメンバーからは落としていたものの、チリを一度だけ(2008年)スタンドで見たことがありますが、当時のチリはチームとしての統制が非常に取れており、攻守の切り替えの速さで日本相手にカウンターを仕掛けてくる相手でした。
南米のチームが強い理由には、独特のルールの予選があります。南米の予選は、全10チーム総当たりのホームアンドアウエーの対戦で、4位まで通過というルールで行われます。つまり、ブラジルやアルゼンチンが、4年に2回、本気で勝つために当たって来るという環境です。また、混戦になることが多く、勝率5割前後でもギリギリ予選通過ラインが見えてくることもあります。
こういう環境にいれば、ブラジルやアルゼンチンからは粘って勝ち点1でも拾う、ホームゲームは相手に嫌がらせをしてでも勝つなど、様々な「仕掛け」を施してきます。そういう、心身ともにタフな相手との試合なので、相手のコンディションが悪いようなことがない限り、相当ハードな試合になりそうだという予感がします。
森保監督の抜擢した若手にとって、初めての国際舞台になる選手もいるでしょうが、飲まれないように強豪から何かを得てほしいものです。
もちろん、これだけのメンバーを送ってくる理由に、11日に韓国代表と対戦して極東で2試合を組めるからというものがあります。日本が必死で対戦交渉しても韓国に「ついで」で試合を持っていかれるという悔しさも感じますが、今はそんなことより、ある程度のメンバーが日本にやって来ることを感謝することにします。
チリはロシアW杯の出場こそ逃しましたが、世界ランキングは12位(日本は55位)です。しかも、2015年、2016年と南米選手権を連覇しており、南米では知られている強豪です。過去に、ベストメンバーからは落としていたものの、チリを一度だけ(2008年)スタンドで見たことがありますが、当時のチリはチームとしての統制が非常に取れており、攻守の切り替えの速さで日本相手にカウンターを仕掛けてくる相手でした。
南米のチームが強い理由には、独特のルールの予選があります。南米の予選は、全10チーム総当たりのホームアンドアウエーの対戦で、4位まで通過というルールで行われます。つまり、ブラジルやアルゼンチンが、4年に2回、本気で勝つために当たって来るという環境です。また、混戦になることが多く、勝率5割前後でもギリギリ予選通過ラインが見えてくることもあります。
こういう環境にいれば、ブラジルやアルゼンチンからは粘って勝ち点1でも拾う、ホームゲームは相手に嫌がらせをしてでも勝つなど、様々な「仕掛け」を施してきます。そういう、心身ともにタフな相手との試合なので、相手のコンディションが悪いようなことがない限り、相当ハードな試合になりそうだという予感がします。
森保監督の抜擢した若手にとって、初めての国際舞台になる選手もいるでしょうが、飲まれないように強豪から何かを得てほしいものです。