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どすこい(山川穂高)

2020-06-12 21:38:34 | 他スポーツ
久しぶりの野球ネタです。今夜、テレビ埼玉で西武対ロッテの練習試合が放送されていたので、今季初めて西武ライオンズの選手がプレーしているところを見ました。その中では、キャンプ合流時に辻監督から「今季は絶対に4番を打つつもりで振り込んできている」と絶賛されていた主砲、山川穂高選手を取り上げます。

山川は高校時代は沖縄県の中部商業でそれほど目立つキャリアではなかったですが、進学した富士大で主力選手になり、大学時代は現ロッテの井上晴也と「メタボ・クリーンアップ」を大学日本代表で組んでいました。西武からドラフト2位指名を受けて入団しますが、最初は二軍でした。当時はまだ守備で信頼が置けなかったのでしょう。

山川が開花するようになったのは、守備や走塁の練習も意欲的に取り組んで、一塁の守備でも信頼できるようになったからです。当時、一塁はメヒアが守っていましたが、メヒアの一塁の守備は不安でした。そこに入り込んだ山川は、2017年のシーズン後半戦だけで23本塁打の活躍を見せて、一塁手と4番の位置を実力で奪う活躍でした。

彼の打撃は、どちらかと言えば力で持って行く本塁打が多い印象です。特に、相手投手が投げ損なった高めの変化球をカモにしており、そういうボールが来れば次の瞬間にはボールがスタンドで跳ねています。最初はチームの先輩で同じようなメタボ体型で活躍する中村剛也の真似をしていましたが、山川が開花したのは真似をやめて、自分の打撃を貫いたからでした。

山川は2018年、2019年と全試合に出場する活躍を見せ、二年連続で本塁打王のタイトルを取っています。2018年はMVPも受賞しています。既にパリーグを代表するスラッガーの一人ですが、去年はシーズン途中で打てなくなり、7月の月間打率が1割台になるなど低迷したので、シーズン途中で中村剛也に4番の座を奪われる苦悩も味わいました。

ホームランを打った後の「どすこい」ポーズは、大相撲の御嶽海に似ているとファンに言われたからです。去年、ゲストに来ていた幕内北勝富士と一緒に「どすこい」をやるなど、明るい性格で盛り上げています。今季は120試合と少ないペナントレースになりますが、野球ができる喜びを感じて、彼にはホームランを打って欲しいと思います。
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