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Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

ブレーメン対ボルフスブルク

2020-06-13 21:34:39 | ワールドサッカー
雨で一日缶詰の日だったので、ドイツ・ブンデスリーガのブレーメン対ボルフスブルクを見ていました。ブレーメンは17位と自動降格圏で苦しんでおり、この日は4-3-2-1と後ろを厚くする布陣を採用してきました。攻撃は、前の3人、FWサージェント、シャドーの大迫、クラーセンの3人に任されていました。

どうしても、ブレーメンが攻めるときに枚数が足りないデメリットはあり、大迫も守備で運動量を使わされる苦しい展開が続きました。それでも、4-2-3-1で後ろからしっかりとつなぐボルフスブルクの攻撃に対し、後ろの「4-3」の2ラインで挟み込んで勝負を後半に持ち越すことはできていました。前半はブレーメンにもシュートチャンスはあり、大迫も強烈なミドルを放つものの相手GKの好守に阻まれます。

今季のブレーメンの低迷の理由に、30得点でリーグ最少得点という要因があります。大迫も4点取ってはいるもののここ13試合ノーゴールで、攻めで結果が出ないことがこの順位にいる理由です。サイドを仕掛けられるラシサの不在も大きく、ブレーメンは苦し紛れのロングボールなど崩せない悪循環は続きました。

相手ボルフスブルクは2m近い上背がある、1トップのベホーストにボールを収めたいという、攻撃のパターンは確立しています。彼が12得点と結果を出しており、ボールをつないで、どうやっていいボールをベホーストに送るか次第のチームです。その攻撃は、後半の最後に成功しました。ブレーメンFWビッテンコートからボールを奪ってからのカウンターでした。

サイドのMFにうまくボールを収めると、ブレーメンDFが戻り切れないところを横からのクロスでベホーストに合わせ、彼のヘディングシュートで1-0とボルフスブルクが先制します。これで勝負は決まりました。ブレーメンは長身FWを投入して最後のロングボールに賭けましたが、結果は出ず1-0とボルフスブルクの勝利に終わります。

ブレーメンは残り4試合で、プレーオフ圏の16位デュッセルドルフまで勝ち点3差、自動残留の15位マインツと勝ち点6差と苦しくなってきました。残り4試合に、下位のパーダーボルン、マインツ、ケルンを残しており、この3試合は全勝するくらいでないと残留は難しそうです。大迫の動向が気になるというのが日本人的発想ですが、これほどの名門が2部から立ち直れるかも気になります。
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練習試合浦和対町田

2020-06-13 21:09:25 | 浦和レッズ
開幕前の練習試合、浦和対J2町田の試合が浦和レッズオフィシャルYouTubeで放送されていました。30分×4本で、主力選手は1本目から2本目にかけて出場していました。1本目は4-4-2の布陣で、GK西川、DF橋岡、岩波、槙野、山中、ボランチに阿部と長澤、右MFに関根、左MFにマルティノス、2トップに興梠とレオナルドというメンバーでした。

しかし、この練習試合は現時点の浦和の仕上がりの遅れを示してしまった試合になってしまいました。全体練習を始めてから9日目というスケジュールを考えると、キャンプ序盤のコンディションと同じくらいです。特に、左サイドのマルティノスのところをうまく使えなかった印象はあります。彼の位置は、相手DFに仕掛けてクロスを上げるのが役割ですが、上げられずバックパスという場面は多かったと言わざるを得ません。

また、興梠とレオナルドの連係も今一つでした。やはり、彼らはボールに数多く触れてリズムを出すので、サイドからクロスが入らない展開では見せ場はなかったです。レオナルドも、ボールに触れる感覚が戻っていない様子で、切り返してシュートを狙う場面で打ち切れない、彼らしくないミスも見られました。

どうやら、この4-4-2は守備の安定感を犠牲にするので、それ以上に攻めないと機能させられません。縦に速く攻める形を、少なくとも1本目のメンバーは出せなかった印象は否定できません。また、セットプレーの守備をゾーンにしているところも町田に狙われました。ゾーンで守るときは、その外側に気を付ける必要がありますが、町田の2点目のゴールはCKから、その外側へのボールからのヘディングでした。

もっとも、3本目以降に出場したBチームのメンバーが少し意地を見せてくれました。杉本はトップ下気味に降りてキープする動きを見せ、左MFの汰木も相手DFに仕掛けてクロスを上げるところまでは行きました。セットプレーのキッカーに抜擢された新人の武田も、可能性のあるボールを入れられていました。

その結果、4本目で武田のクロスから武藤にゴールが出て、1-2に追い上げることはできました。もちろん、J2の町田は浦和より開幕が1週間早いので、コンディション的には相手が上でした。それでも、4バックに挑みながら攻める姿勢が欠けていた、この日の1本目の浦和を見ると、序盤は苦しみそうな予感もします。
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