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消防士になりたかった(川越誠司)

2022-08-05 22:35:32 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、写真右の川越誠司選手のサヨナラ本塁打でロッテに4-3と勝利しました。今日のヒーロー、川越を取り上げます。川越は北海道札幌市の出身で、北海高校で甲子園にも出場していますが、高校卒業時には父親と同じ消防士になりたかった過去があります。その採用試験に落ちたことで北海学園大学に進学することになります。

北海学園大学時代は投打の二刀流で、1年生から4番を打てた打力と、最速149kmを投げられた投手力の両方で評価されていました。西武ライオンズからは2015年のドラフト2位で投手として指名され、当時の背番号は主力投手としての期待もあって「26」でした。しかし、投手としての川越は苦しみます。球威はあったものの二軍で防御率10点台、41イニングで65四球と制球難で苦しみました。

そのため、2019年から野手に転向します。背番号も「72」とゼロからのスタートになりますが、俊足で肩が強いという外野手向きの特徴を持っていたことが生きました。2019年は二軍でのプレーだったものの、当時二軍監督だった松井稼頭央氏が高く評価しており、二軍で8本塁打を放って代打向きという期待を受けます。

一軍昇格は翌2020年からでした。最初の年は1割台でしたが、2021年に5本塁打をマークして代打要員として期待を受けました。今季は主に右翼手で出番を得て、自己最多のペースで出場していますが、本塁打は今日のサヨナラ本塁打が今季2本目でした。それでも少しずつですが打率が上がってきており、外野の一角としても期待されています。

今はかつてのチームメイトで、現日本ハムの木村文紀選手が、同じように投手から外野手に転向した先輩として目標でしょう。もちろん、木村を上回る可能性は十分持っており、長打力は期待できます。投手から野手に転向した中では最も成功している、糸井嘉男(阪神)が、将来的には目標になってくるでしょうね。
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