今日の浦和のアウェイ磐田戦は、6-0と浦和の完勝に終わりました。磐田は浦和の1トップの松尾を消しに行こうと、3バックで中央を固めて守ってくる戦略でした。この守る相手に対して、浦和が思い切って前からボールを取りに行った戦略が当たりました。先制点は開始直後の5分、磐田の3バックの右に入っていた鈴木雄斗のパスを小泉がカットして長い距離を上がり、サイドチェンジからモーベルグがフリーになって決めたものです。
この日の浦和はその後も前から追い続けました。DFラインで回してくることが多い磐田に対し、特にバックパスは狙っていました。2点目は13分、相手DF伊藤から松尾がボールを奪い、サイドをドリブルして上げたクロスを小泉が合わせたものです。この場面だけにとどまらず、浦和がカウンターで人数をかけて上がると、磐田の帰陣が間に合わず浦和にチャンスが来る展開が続きました。
こうなれば3点目は必然とも言えました。モーベルグと相手左アウトサイドの松原のマッチアップがことごとくモーベルグの完勝で終わっていたところから動きました。モーベルグが上げたクロスが、左ポストに当たってそのままゴールとなり、浦和は前半で安全圏とも言える3点リードを奪っておくことができました。この試合はルヴァン杯から中2日の強行日程なので、浦和はモーベルグや松尾を下げて、ルヴァン杯から連戦となる選手を休ませに行きました。
これで動くしかなくなった磐田は、右アウトサイドの吉長を下げてFWの大津を入れ、DFを1枚減らしてボールを支配しに行きました。その選択自体は間違っていないと思います。実際、後半の頭10分ほどは磐田がボールを持ち、CKを何本か取るなど浦和相手に仕掛けていました。そこで1点でも返していれば違ったのでしょうが、浦和の帰陣は早く、素早く自陣に2ラインを引いて確実に守ることができました。
しかし、この磐田の攻めは浦和のカウンターに対して守る枚数が足りないという意味でもあります。後半頭から出場していた明本が、吉長がいなくなって空いていた左サイドを崩し、そのクロスに伊藤敦樹が合わせて、4点目が決まったことでこのゲームは決着を見ました。あとは、浦和はコンディション的に不安がある選手をベンチに下げる安全策で、ショルツも下げて伊藤敦樹の急造CBという、なかなか見られない形にしてきました。
最後はその伊藤敦樹が足をつって、浦和は交代枠を使い果たしているので一人少ない人数で守ることになりましたが、GK西川が安定して相手シュートを止めて、浦和は6-0でこのゲームを勝利しました。最後の数的不利は誤算だったでしょうが、それでも思い切ってベストメンバーを並べたロドリゲス監督の決断が当たりました。次はACLのジョホール戦、ここでも速い攻めを見たいものです。
この日の浦和はその後も前から追い続けました。DFラインで回してくることが多い磐田に対し、特にバックパスは狙っていました。2点目は13分、相手DF伊藤から松尾がボールを奪い、サイドをドリブルして上げたクロスを小泉が合わせたものです。この場面だけにとどまらず、浦和がカウンターで人数をかけて上がると、磐田の帰陣が間に合わず浦和にチャンスが来る展開が続きました。
こうなれば3点目は必然とも言えました。モーベルグと相手左アウトサイドの松原のマッチアップがことごとくモーベルグの完勝で終わっていたところから動きました。モーベルグが上げたクロスが、左ポストに当たってそのままゴールとなり、浦和は前半で安全圏とも言える3点リードを奪っておくことができました。この試合はルヴァン杯から中2日の強行日程なので、浦和はモーベルグや松尾を下げて、ルヴァン杯から連戦となる選手を休ませに行きました。
これで動くしかなくなった磐田は、右アウトサイドの吉長を下げてFWの大津を入れ、DFを1枚減らしてボールを支配しに行きました。その選択自体は間違っていないと思います。実際、後半の頭10分ほどは磐田がボールを持ち、CKを何本か取るなど浦和相手に仕掛けていました。そこで1点でも返していれば違ったのでしょうが、浦和の帰陣は早く、素早く自陣に2ラインを引いて確実に守ることができました。
しかし、この磐田の攻めは浦和のカウンターに対して守る枚数が足りないという意味でもあります。後半頭から出場していた明本が、吉長がいなくなって空いていた左サイドを崩し、そのクロスに伊藤敦樹が合わせて、4点目が決まったことでこのゲームは決着を見ました。あとは、浦和はコンディション的に不安がある選手をベンチに下げる安全策で、ショルツも下げて伊藤敦樹の急造CBという、なかなか見られない形にしてきました。
最後はその伊藤敦樹が足をつって、浦和は交代枠を使い果たしているので一人少ない人数で守ることになりましたが、GK西川が安定して相手シュートを止めて、浦和は6-0でこのゲームを勝利しました。最後の数的不利は誤算だったでしょうが、それでも思い切ってベストメンバーを並べたロドリゲス監督の決断が当たりました。次はACLのジョホール戦、ここでも速い攻めを見たいものです。