今が旬の選手ネタで、なかなか適任者が見つからなかった1トップに入って浦和の攻撃を機能させている、松尾佑介選手を取り上げます。松尾は横浜FCから移籍のウイングタイプの選手で、浦和のユースに在籍しており「古巣復帰」です。負傷明けということでキャンプで出遅れており、トップチームの公式戦に出てくるまで少し時間がかかりました。
彼が1トップにフィットできた理由には、もちろんリンセンの負傷という他力も多少はありますが、無理にトップの位置に張っていなくていいと割り切ったことではと思っています。もともとはウイングなので、展開によってはサイドに流れたりトップ下気味に引いたりして、先輩江坂が1トップで出るときに定番にしている「偽9番」の動きができるようになってきました。
最初はどうしても、最後のシュートが決まらないことで決定力不足が目立っていましたが、もともとウイングをやるために浦和に入ってきた選手です。ウイングであることを無理に矯正しなくていいと割り切り、空いた1トップの位置にはモーベルグや小泉が代わりに入ることで攻撃を機能させています。モーベルグの得点数が増えているのはそういう背景もあります。
松尾はユース所属ながら、トップチーム昇格がならなかったことで、仙台大を経由しています。大学4年生のときに横浜FCの特別指定選手になり、J2ながら21試合6得点といきなり戦力になります。2020年シーズンは横浜FCの左ウイングのポジションに定着し、古巣浦和からゴールを挙げるなど7得点と主力選手に定着します。当時から、そのスピードは目立っていました。
今季、浦和に加入したときはもちろんスピードへの期待でした。意外にもチャンスは1トップでやってきましたが、ACLの1次リーグでFWが足りないチーム事情で抜擢したときに結果を出していました。本職の左MFで出場する機会も将来的にはあるでしょうが、FWをどうこなすか、つかんだことがここのところの急成長の理由だと思います。
彼が1トップにフィットできた理由には、もちろんリンセンの負傷という他力も多少はありますが、無理にトップの位置に張っていなくていいと割り切ったことではと思っています。もともとはウイングなので、展開によってはサイドに流れたりトップ下気味に引いたりして、先輩江坂が1トップで出るときに定番にしている「偽9番」の動きができるようになってきました。
最初はどうしても、最後のシュートが決まらないことで決定力不足が目立っていましたが、もともとウイングをやるために浦和に入ってきた選手です。ウイングであることを無理に矯正しなくていいと割り切り、空いた1トップの位置にはモーベルグや小泉が代わりに入ることで攻撃を機能させています。モーベルグの得点数が増えているのはそういう背景もあります。
松尾はユース所属ながら、トップチーム昇格がならなかったことで、仙台大を経由しています。大学4年生のときに横浜FCの特別指定選手になり、J2ながら21試合6得点といきなり戦力になります。2020年シーズンは横浜FCの左ウイングのポジションに定着し、古巣浦和からゴールを挙げるなど7得点と主力選手に定着します。当時から、そのスピードは目立っていました。
今季、浦和に加入したときはもちろんスピードへの期待でした。意外にもチャンスは1トップでやってきましたが、ACLの1次リーグでFWが足りないチーム事情で抜擢したときに結果を出していました。本職の左MFで出場する機会も将来的にはあるでしょうが、FWをどうこなすか、つかんだことがここのところの急成長の理由だと思います。