Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

鹿島戦プレビュー

2022-08-30 22:36:36 | 浦和レッズ
今度の土曜日、浦和レッズはアウェイのカシマスタジアムで、鹿島アントラーズと対戦します。鹿島とのホーム埼スタでの対戦では1-1で引き分けています。明本の合いそうもなかったクロスが、相手DFの肘に当たってPKになったややラッキーな引き分けでした。もっとも、当時の鹿島は前から5人で浦和DFを追い回す強気なサッカーを展開してきましたが、当時から監督がヴァイラー監督から岩政監督に替わっています。

鹿島というチームは、J1の中では監督人事には最もシビアなチームで、成績が五分くらいだと素早く監督解任に動くチームです。クラブOBの岩政氏は鹿島にとっては切り札とも言える存在でしたが、逆転優勝にはどうしても必要とみて、シーズン途中から就任させる賭けに出ました。今のところ、川崎との上位対決に敗れるなどまだ成果は出ていませんが。

鹿島のデータを見ると、12勝8分7敗の4位で、39得点34失点です。得点数は1試合1点を超えていますが、失点数も1試合1点を超えています。もちろん、チーム得点王の上田綺世選手を、ベルギーリーグに引き抜かれた穴も確実にあるでしょう。ナイジェリアから、FWエレケを補強して、上田の穴を埋めようと動いてはいますが、まだ途中出場2試合にとどまっています。

浦和は木曜日の全北(韓国)戦から、久しぶりの試合です。ACLが中2日の連戦続きで選手たちは疲れているでしょうが、最初の2試合が圧勝だったのである程度メンバーを入れ替えながら戦えました。PK戦とはいえ、全北に勝っておいたことで、この頑張りは報われました。またリーグ戦も頑張れと言われてしまうのは大変でしょうが、この鹿島戦は負傷者の出具合などもあって全北戦とは入れ替えてくる可能性もあります。

なかなか勝てない鬼門のカシマスタジアムですが、上位追撃には勝っておきたいゲームで、アジアの強敵相手に通用した自分たちのサッカーをそのまま出したいところです。鹿島という相手は、勝てば自信になるので、それを是非ともつかんで欲しいものです。
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森友哉、プロ通算100本塁打

2022-08-30 22:10:43 | 他スポーツ
今日の西武ライオンズは、日本ハムと対戦し、写真の森友哉選手のソロ本塁打の1点が効いて3-1と勝利しました。今日はその森友哉捕手を取り上げます。森は大阪桐蔭高校時代に、1学年上の藤浪晋太郎投手(阪神)とバッテリーを組んで甲子園で春夏連覇を達成しています。この当時から「打てる捕手」として有名な存在でしたが、身長が170cmとプロ選手にしては体が小さいので、プロ球団の評価はそれほど高くありませんでした。

その森を「打てる捕手が欲しい」という当時の渡辺久信SDの判断で、単独1位で指名してライオンズに入団することになります。当時は捕手として大きく育てたいという方針で、二軍で可能な限りマスクをかぶらせて育成しますが、その打撃は十分一軍で使えるレベルでした。当時の田辺監督が森を代打要員として1年目の夏場に一軍に抜擢すると、初打席から3打席連続安打を放ちアピールします。

翌2015年が森のブレイクになります。当時、DHには本塁打王の経験があるメヒアがいましたが、メヒアに守備の不安は承知で一塁を守らせてまで、田辺監督が森をDHとして起用したからです。この年に開幕から本塁打を量産し、一時は30本塁打の期待も集めたほどで、DHとして多くの試合に出場します。それからは森は負傷でない限り常時一軍にいる選手になります。

森は俊足ではないものの、走塁でアグレッシブで次の塁を狙う意識が高い選手です。高校時代には駅のホームから落ちた老人を助けて警察から感謝状をもらったエピソードもあり、その身体能力の高さがライオンズを救った場面は多かったです。山川や中村には代走を出す辻監督も、森の走塁は信頼しており、代走を出すことはほとんどありません。

また、捕手として史上4人目の首位打者という金字塔も残しています。過去には野村克也、古田敦也、阿部慎之助と錚々たる面々が並ぶこの記録は、ドラフトで期待した「打てる捕手」の期待に十分応えた結果です。今オフはFAとなるため動向は注目されていますが、彼自身があまり社交的な性格ではないことから、西武に残る可能性も示唆されています。

今、捕手でプレーする子供に、「守備は甲斐、打撃は森」と目標にされるほどの選手になりました。西武ライオンズの期待には十分応えたので、あとは本人が熟慮して、納得いく結論を出して欲しいものです。
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