Kobby loves 埼玉&レッズ

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バヒド・ハリルホジッチの記憶

2022-08-14 22:01:04 | ワールドサッカー
今週のサッカーネタは、写真のモロッコ代表監督、バヒド・ハリルホジッチ氏の解任というものが印象的でした。ハリル監督は選手やサッカー協会に厳しい要求を突きつける監督なので、長期政権になることはなく、いつもこれからというときに解任されています。2018年の日本代表での解任も驚きでしたが、今回の解任は「またか」と当時を思い出しました。

ハリルホジッチは現役時代はフランスリーグ得点王にもなったFWで、監督として名前を上げたのは2001年の欧州CL予選で、無名のリールを率いて、セリエA4位で中田英寿が在籍していたパルマを破って本大会出場を果たしたことです。このときの活躍があったので、リールではハリルホジッチ監督は今でも英雄のようで、自宅もリールにあります。

その後は名門のパリ・サンジェルマンを指揮したこともありましたが、再びハリルホジッチ監督の名前を聞いたのは2008年のコートジボワール代表監督のときです。当時のコートジボワールはドログバやトゥーレ兄弟がいて「ドリームチーム」と呼ばれており、キリンチャレンジカップで日本代表と対戦するために来日もしています。このときは1-0で日本代表が勝利していますが、コートジボワールも組織的ないいチームを作っていました。

コートジボワール代表監督は、アフリカ選手権でのベスト8敗退が原因で解任されますが、再びハリルホジッチ監督の名声がとどろくのは2014年ブラジルW杯でのアルジェリア代表監督としてでした。1勝1敗1分けで1次リーグを通過し、ベスト16では優勝したドイツに対して延長戦まで粘り抜きました。当時の采配は、4-3-3、4-2-3-1、4-4-2の戦術を使い分け、戦術家としてアルジェリアを勝たせていました。

そんなハリルホジッチ監督が日本代表の監督になった理由は、「今すぐにできる代表監督をやりたかったから」と、当時アギーレ監督が八百長事件で解任されて後任がすぐに必要だった日本代表と利害が一致したからでした。確かに、4-3-3でウイングサッカーをやりたい、ハリルホジッチ監督の戦術的なオプションは最終予選でも発揮されましたが、選手の不満は溜まっていたようでした。

その結果がロシアW杯の直前でのハリルホジッチ監督の解任、後任に西野監督という人事でした。結果的に西野監督が1次リーグを通過させたこともあってこの解任自体が日本代表にマイナスの影響を与えずには済みましたが、おそらく代表監督を選ぶ際に、そういう国際的な評判もある程度考えなければならないことは日本サッカー協会に教訓として残ったことでしょう。
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負け方が悪かった(楽天対西武20回戦)

2022-08-14 21:38:51 | 他スポーツ
西武ライオンズについてはすべてのプレー時間を見ているわけではないので、負けたときは書かないつもりでしたが、今日の負け方はちょっと心に引っかかるので書きます。楽天先発藤平から、源田の投手のグラブを弾いた当たりがライト前に抜ける2点タイムリーで先制したライオンズは、4回から継投に入ってきた楽天中継ぎの福井から、山川のホームランで3-0とリードを広げます。

西武先発エンスは、相手に多く安打を打たれ、調子自体はそれほど良くはなかったと思います。それでも、いいところで併殺が取れるリズムの良さで、楽天打線を6回まで0点に抑えてきました。NHK解説の梨田さんによれば「3点負けていては打たせるしか策がない」と、楽天サイドからはベンチワークでどうにかできる試合ではないことを説明していました。

このゲームが動くきっかけになったのは、6回裏に雨でゲームが30分近く中断になったことでした。2死無走者で、浅村から1ストライク取ったところで、雨が強くなり、内野にシートをかぶせて雨をしのぎ、グラウンドキーパーの懸命な努力でゲームは再開されます。エンスは中断後も続投となり、浅村を打ち取るところまでは計算通りだったことでしょう。

しかし、辻監督は続く7回裏にもエンスの続投を選びました。確かに今日のエンスは球数が少なく、7回を乗り切れる可能性はありました。しかし、中断期間にブルペンで投げていたとはいえ、一旦気持ちが切れたところを再度奮起させるのは厳しい予感はしました。それは当たり、先頭の島内にソロ本塁打で1点を返されます。

ここでエンスを替えていれば勝てた可能性もありました。辻監督のエンス続投の判断が、今回に関しては大きなミスになりました。さらに辰巳に2ラン本塁打を浴びて同点にされたことで、慌ててエンスを替えて宮川を投入しましたが、これでゲームの流れが楽天に行ってしまいました。結果的に、決勝打となったのは水上が浅村に犠飛を打たれたことですが、今回は水上を責めることはできないと思います。

もちろん、プロ野球はどんなに強いチームでも年間4割は負けるスポーツなので、2勝1敗で終わったこの仙台遠征は成果があったとは言えますが、何か今後に尾を引くのではと、ちょっと不気味な気分になったのが、今日の負け方の悪さ故でした。
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夏のカワセミ2

2022-08-14 21:35:22 | 埼玉
この夏の盛りですが、地元さいたま市で写真のカワセミを見かけました。冬の鳥と思っていましたが、友人の情報では夏でも見られるとあり、川を覗いてみるといました。清流の象徴の鳥ですが、このあたりが住みやすいのでしょうね。

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