Kobby loves 埼玉&レッズ

埼玉と浦和レッズを愛する管理者のブログです。

浦和関連ストーブリーグ情報

2016-12-23 13:53:34 | 浦和レッズ
この年末は、浦和関連のストーブリーグ情報がいろいろ出てきています。まずは入る方からでは、MF長澤和樹選手が千葉へのレンタル期間満了で復帰します。長澤はドイツのケルンでもプレーした選手で、浦和完全移籍後すぐにレンタルされたので、浦和でのプレーは初めてになります。この移籍を聞いて、長澤が攻撃的MFか守備的MFか、調べましたがネットでは見つかりませんでした。ご存知の方がいらっしゃれば情報を頂ければ嬉しいです。

また、FWオナイウ阿道選手が千葉から完全移籍で加入します。オナイウは埼玉県の正智深谷高校の出身の地元選手で、五輪代表でプレーした選手です。イメージとしてはフィジカルの強いパワー系FWですが、浦和の選手として見るとイメージは変わることがあるので、スタンドで是非確認したいです。

守備的な選手では、福岡DF田村友選手がレンタル移籍で加入します。去年の昇格プレーオフで、右のストッパーとして出場しており、噂されているように槙野が広州恒大に移籍すれば、代役の有力候補になるでしょう。もちろん、パワー系かスピード系かの情報はないので、彼もスタンドで要確認の選手です。

出る方では、以前書いた永田の東京V移籍以外でも、DF加賀がモンテディオ山形に移籍します。加賀はパワーのあるDFですが、浦和のサッカーがDFに攻撃力を要求するスタイルなので、攻撃力より守備力が売り物の彼には不運でした。山形での活躍を、期待したいと思います。

また、FW石原直樹選手が仙台にレンタル移籍します。石原は広島から、得点力のあるシャドー候補として期待を集めましたが、加入1年目の負傷が災いし、今季は出番を失いました。仙台はウィルソンを放出しているので、FWとしての期待と思われます。

GK大谷幸輝選手は、新潟に完全移籍します。今季は西川周作の控えとして、ほぼ全試合でベンチ入りしましたが、海外遠征帰りで厳しそうな試合でもミシャは西川を外しませんでした。ルヴァン杯の決勝進出に貢献してくれましたが、やはり出番がない以上他チームで勝負したい気持ちは理解できます。
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ライプチヒ旋風の秘密

2016-12-22 21:51:22 | ワールドサッカー
今、ドイツ1部ブンデスリーガで、新興勢力が旋風を起こしています。その主役は、昇格1年目のライプチヒです。ライプチヒは旧東ドイツで、ブンデスリーガでは長年強豪がいなかった地域です。飲料水メーカーのレッドブルが資本参加して、5部リーグにいたチームをわずか8年で1部に上げてきたのがライプチヒです。

そんな新興勢力が、なんと世界の名門、バイエルン・ミュンヘンと互角の争いをしている秘密を知りたくて、NHK-BSで放送されていたライプチヒ対ヘルタのビデオを見てみました。ライプチヒは昇格1年目のチームですから、誰でも名前を知っているようなワールドクラスの選手はおらず、スウェーデン代表MFフォルスベリ、デンマーク代表FWポウルセンが辛うじて代表クラスという雑草軍団です。

そのライプチヒを率いるのは、前年昇格1年目のインゴルシュタットを1部に残留させた、オーストリア人のハーゼンヒュットル監督です。サッカーのコンセプトはしっかりしていました。このチームはパスをつないで勝つことを哲学にしており、かつてのフィンケ監督が率いた浦和のように、コートの半分に選手を集めてショートパスで打開を狙うサッカーでした。

しかも、そのパス回しはほぼ2タッチ以内で行われており、乱れることの少ないボールコントロールで、完全に相手のヘルタを圧倒しました。ヘルタも今季3位と、決して弱いチームではありませんが、ヘルタのボール支配率はわずか33%と、圧倒される結果になりました。もちろん、フィンケ監督のレッズが相手に対策を覚えられて後半戦で失速したように、後半戦もライプチヒの快進撃が続くかどうかはわかりません。

それでも、明確なサイドハーフを置かず、中盤の4人が常に近い位置でプレーするサッカーは、見ていて面白いです。今回のヘルタ戦は2-0でライプチヒの勝利に終わりましたが、ライプチヒは守備も良く、カウンターを食らいそうな場面でも帰陣して間に合わせる、かつてのオシム監督の千葉を思い出すサッカーもしていました。

次節はバイエルンとの直接対決ということで、これを勝つと本当に優勝もあるかもしれません。こんなチームが出てくる可能性があるから、サッカーは面白いのでしょう。
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前から行った鹿島(12/18鹿島対Rマドリード)

2016-12-21 22:35:07 | 他チーム
今さらですが、日曜日のクラブW杯、鹿島対Rマドリードのゲームレポートです。Rマドリード(以下レアル)の4-3-3はわかっているので、このゲームのポイントは鹿島の出方でした。急造5バックで引いて守ることも予想していましたが、実際は普段の4-4-2を貫き、前から積極的にプレスに行くサッカーを鹿島は選択しました。

この出方に、レアルは戸惑ったようです。何か変だ、フリーでパスがつなげないと、ベンゼマの先制点で前半9分で1点リードを奪ったとはいえ、レアルのサッカーがぎくしゃくしている印象を受けました。もちろん、レベルは明らかに違い、レアルのフリーな味方を見抜く戦術眼などはさすが欧州の名門でしたが、それでもこの日のレアルは弱点も見られました。

それは、負傷のベイルの代役、ルーカス・バスケスのところでした。鹿島が積極的な守備で寄せてくるので、バスケスのプレーの精度が落ち、そこから鹿島はつなげました。クラブ・アメリカ戦では運動量の多さを生かしてボールを回していたバスケスですが、やはりベイルとは違う、そんな印象は受けました。

鹿島は想像以上に頑張りました。前からプレスに行きながら柴崎のゴールで同点に追いつくと、後半頭には柴崎のミドルシュートで一時は逆転してみせます。しかし、このリードを守り切るしか、鹿島が勝つ可能性はないように見えました。最初から飛ばしていた鹿島は運動量が落ち、レアルがアンカーのカゼミーロをDFに下げ、両SBのカルバハル、マルセロをウイングのように張らせた攻撃的な布陣に、押し込まれて苦しみました。

鹿島のこのサッカーでは、攻撃も守備も両方やらなければならない、両サイドのMFがきついシステムでした。鹿島は選手交代で、柴崎をボランチに下げたりFWの土居を回したりと、サイドのMFを入れ替えてきましたが、次第にレアルの圧力に耐えきれず、サイドのMFが自陣に押し込まれてしまいました。

こうなれば、痛恨の同点ゴールになったPKも必然だったと思います。延長戦にしてしまえば、鹿島は延長戦を戦う体力は残っておらず、ロナウドの2ゴールでダメ押ししたレアルの4-2での勝利という結果に終わります。

しかし、あとちょっとで勝てるところまで行った、鹿島の頑張りは賞賛されるべきです。日本のチームでも戦い方次第ということはわかったので、願わくば浦和が同じように戦ってくれることを祈るばかりです。
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誕生日

2016-12-19 23:14:06 | 雑記
今日、kobbyは誕生日を迎えました。年は取っていても、いろんな経験を重ねていくことで、毎年毎年がより楽しくなっています。その中では、マラソンが大きいです。今年、10kmレースに3度出て、ベストタイムは中野ランニングフェスタの62分でした。桜環境センターのトレーニングが習慣になるなど、運動にかける意欲は続いているので、やり方次第で向上できると信じています。

いろんなスポーツも見られた一年でした。浦和がアウェイのときに、無理に出かけずに近場のラグビーや相撲、野球を当てたのが理由ですが、サッカーにはかなわないまでも分析記事も書け、スポーツ観戦という意味でも楽しめた一年でした。

浦和レッズが優勝を逃したのが、今年最大の「残念事」です。CS初戦を勝ち、勝ってくれることを信じて埼スタに行っていましたが、またも栄冠は目の前ですり抜けていきました。どれだけ、目前でタイトルを逃せばいいのかと、残念な思いですが、それでも年間1位、ルヴァン杯優勝と、楽しい思いはさせてもらえました。間違いないのは、来季も埼スタのスタンドに、私が座っていることです。

また、今年は体重が増え、少しマラソンに悪影響が出ました。最初は筋肉で増えていると思っていましたが、確かに体脂肪率は増えていませんが減ってもいません。筋肉は増えているものの、その分無駄な肉も一緒に増えています。これは何とかダイエットしなければいかんなと、来年に向けて大きな課題ができました。

kobbyの大きな趣味、代表の最終予選も見ることができました。代表戦は好きで、事前に相手チームの情報を入手しておき、マニアックに相手の来日メンバーも調べるなどの楽しみ方です。今回、テレビ朝日が録画放送でライバルチームの試合を放送してくれたので、プレビュー記事の精度も上がりました。

そうやって、マニアックに相手チームの情報も集め、スタンドに座って相手チームの動きを観察するなど、代表戦に関しては心ゆくまで楽しめました。来年、3月のタイ戦、6月の豪州戦がありますが、そこでもマニアック分析、やるつもりでいます。

こうして書いていけば、きっといい一年だったと思います。次の一年も、そんな一年にしたいですね。
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別所沼公園散歩

2016-12-18 23:00:42 | 埼玉
クラブW杯決勝、鹿島アントラーズの健闘で面白い試合が見られました。そのレポートについては明日に延期し、今日散歩した別所沼公園の写真を並べます。メタセコイア並木、ぎりぎりで葉が残っていました。





























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今年叶った「小さな夢」

2016-12-18 22:59:11 | 雑記
もうすぐ、2016年もフィナーレです。昨年の今頃、「(昨年は)小さな夢が叶った年」と表現していましたが、今年もそんな小さな夢がいくつか叶いました。そんな夢の一覧を並べてみたいと思います。

・スーパーラグビー生観戦

今年、南半球を舞台に行われる、スーパーラグビーが日本にやってきました。親善試合とは違って、スーパーラグビーの相手チームは日本まで、日本チーム「サンウルブズ」に勝つためにやってくるということと、サッカーで言えば欧州CLが日本にやってくるようなイメージという、そのレベルの高さが楽しみでした。チケットを無事確保し、3月のレベルズ戦、5月のフォース戦の2試合、秩父宮ラグビー場で生観戦できました。

・力士のサイン集め

今年もさいたま市に巡業が来ました。そこでは、有名な幕内力士が、意外にも気さくにサインに応じてくれることがわかりました。大関以上はなかなかもらえませんが、関脇以下ならサインは比較的簡単にもらえます。実に8人の関取衆から、サインをもらえた時間は至福の時でした。

・桜環境センターのトレーニングを習慣にする

今年、桜環境センターのトレーニングをこなした回数は37回で、2週間に1回のペースは優に上回っています。これまでは、フルマラソンをサブ4で走れたほどの走力がありましたが、弱い体に無理矢理強い負荷をかけて、仕事に悪影響が出た反省がありました。今回、これだけまとまったトレーニングをすることによって、仕事中に眠くなることが減り、走ることが仕事に好循環を出す習慣にできたと思います。

・日本代表のサッカーW杯最終予選を生観戦する

仕事の兼ね合いで、生観戦ができるかどうか微妙なところはありました。しかし、仕事を頑張って、そのご褒美で最終予選を生観戦しようとした結果、上司の理解が得られて無事にイラク戦とサウジアラビア戦を生観戦できました。まだ、あと2試合ありますが、それについても仕事を頑張って、結果として理解が得られれば是非とも見たいと思います。

・カメラ小僧

サッカーに関してはオーロラビジョンを撮って、代表の主だった選手は写真にできました。気に入ったらどんどん撮るという方針で、普段の何気ない散歩がより楽しくなりました。

仕事ではいろいろありましたが、これだけできればいい年だったと振り返っていいでしょう。来年もそんな年にしたいですね。
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ファンマルバイク監督2

2016-12-17 15:30:30 | ワールドサッカー
昔の自分の記事で、「ファンマルバイク監督」という記事のアクセスが意外にも多いことがわかりました。そのため、先日のサウジアラビア戦で撮れた、敵将ファンマルバイク監督の写真を載せます。結果は日本が2-1で勝ちましたが、チームの力の差があるので、単純にハリルホジッチ監督がファンマルバイク監督より上とは断言できません。

その手腕は、日本戦でも発揮され、日本に真ん中が消されていると判断してサイド攻撃を指示して、右SBのクロスからあわや同点というヘディングシュートも引き出しています。かつて指導を受けた小野伸二あたりが見れば「さすがファンマルバイク監督」と思ったことでしょう。
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永田充、J2東京V移籍

2016-12-17 15:27:53 | 浦和レッズ
浦和関連のストーブリーグ情報は、千葉FWオナイウ阿道の加入、千葉MF長澤の加入、鳥取GK福島のレンタル移籍期限切れの復帰などがあります。彼らは、プレーを見たことがないのでコメントは控え、今日は東京Vへの移籍が決まったDF永田充選手の思い出話を書きます。

永田は、浦和加入前は新潟にいました。当時の新潟のCBは、千代反田と永田のコンビが安定していました。もっとも、パワー系と明確にカラーが現れた千代反田とは違って、敵として見た永田の印象はあまりありませんでした。浦和に加入したときに、それはなぜかということがわかりました。

それは、永田がパワー系でなく、カバーリングタイプのリベロ型のCBだったからです。年間の得点数も1,2点ほどで、セットプレーで敵陣には上げますがあまりゴールは期待できない、そんな選手でした。もちろん、味方として見た永田は、いいところもたくさん見せてくれました。

一番光っていたのは、堅実にバランスを取るポジショニングの良さでした。ミシャが、DFの真ん中に適性があるとみて、2012年はほとんどの試合でDFの中央で起用されました。当時のミシャサッカーは、今ほど完成した印象はなく、守備から攻撃に切り替わるときにボールを奪われてピンチになることも多かったですが、その守備を安定させた原動力が永田でした。

また、永田といえばDFラインからのフィード能力の高さも印象的でした。今のDFでいえば遠藤航が持っている能力で、前のラインから下がってもらいにきたシャドーの選手に、うまく長いボールを配球していた印象もあります。どちらかと言えば確実性の方が売り物のパスでしたが、その能力は2012年シーズンの3位に結びつきました。

しかし、その後の永田は苦戦続きでした。翌2013年シーズンはなかなかコンディションが上がらずに那須にDFのポジションを奪われ、その後はDFのバックアッププレーヤーという位置づけの選手に甘んじます。ミシャは永田の能力はわかっているので、起用するタイミングはありましたが、本人によれば「結果を出せなかった」というプレーに終わります。

今回の東京Vのオファーは、選手としてはラストチャンスに近いかもしれません。ここで結果を出し、DFで常時出場して、選手生活を1年でも長く続けて欲しいと思います。
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脇役陣の頑張り(Rマドリード対クラブ・アメリカ)

2016-12-15 22:32:57 | ワールドサッカー
今日のクラブW杯準決勝、Rマドリード(以下レアル)対クラブ・アメリカ(以下アメリカ)を見ていました。結果は2-0でレアルの勝利に終わり、決勝戦は鹿島アントラーズ対レアルというカードに決まりました。この試合、レアルがほぼベストメンバーを並べてきたことに驚きました。

前線のベンゼマ、ベイル、ロナウドは「BBC」と称されるほどですが、負傷のベイルこそ来日しなかったものの、ベンゼマとロナウドはスタメンで起用してきました。おそらく、相手が引いてくることを計算して、レアルの普段の速攻主体でなく、ポゼッションを狙った手だと思います。

アメリカサイドは、5-3-2という布陣で守ってきました。こちらの方は挑戦者の立場なので、レアル相手に速攻でチャンスを狙っていました。スピード型のアタッカーを多く起用し、何度かチャンスも演出していましたが、前半終了間際のベンゼマのゴールでプランが狂ったようです。

そのため、アメリカは早めの交代で勝負し、後半25分という早い時間で交代枠の3つを使い切る勝負に出ましたが、やはりレアル相手に守って失点を防ぐというのは予想以上の消耗でした。次第に、アメリカの中盤が押し上げられなくなって、アメリカの攻撃はトップの2枚だけに頼ることになりました。そうなればレアルの勝利は必然と言えました。

レアルに関しては、この試合は会心の試合ではなかったと思います。ロナウドは、ロスタイムにゴールこそ決めましたが、何度かあった決定機を外していますし、DFラインからはらしくない縦パスのミスもありました。それでも、勝ち切ってしまえるところはさすが欧州の名門で、特に脇役陣が頑張った印象を受けます。

特に印象的だったのは、ベイルの代役になった、ルーカス・バスケスでした。縦に走るアタッカータイプのベイルとは違って、バスケスは広い範囲を動き回る「ボール供給人」ですが、その基本技術はしっかりしており、ロングボールでもサイドチェンジでも正確に止めてクロスを上げていました。

アンカーのカゼミーロも、しっかりバイタルエリアに鎮座して、モドリッチのフォローを受けながら止めていました。そういう、脇役陣からもいい選手が現れるのも、レアルの強さだと思います。
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粘りが出てきた(レスター対マンチェスターC)

2016-12-13 22:28:48 | ワールドサッカー
昨年度、プレミアリーグ優勝チームのレスターですが、現在降格圏の18位から勝ち点差1の16位と低迷しています。前回、サンダーランド戦の映像を見た限りでは、レスターが得意とする、球際の粘りがなくなっており、サンダーランドに簡単にクロスを上げられる場面が目立ったのが低迷の理由と感じました。

しかし、このマンチェスターC(以下シティ)戦では、昨年のレスターを思い出したような粘りのサッカーを見せました。カウンターから何本かパスがつながって、前半の早い時間で立て続けに2点を入れます。こうなってくると、昨年のレスターの戦い方に近いものが出てきました。レスター得意の、自陣に2ラインを引いて、相手クロスを跳ね返す粘りのサッカーです。

対するシティの方は、今季は世界有数の監督の一人である、グアルディオラ監督を呼んで強化に着手しています。グアルディオラといえばその高いポゼッション率ですが、今回のシティは自身のサッカーの理解者を移籍市場で獲得しておらず、まだチーム作りは道半ばの印象を受けることになります。

シティのボール支配率は70%を超えていましたが、そのパス回しはDFラインやサイドハーフなどのブロックの外側でした。そこから強引にブロックの中に放り込んでも、レスターが誇るCBコンビのモーガン、フートの2枚で跳ね返されてしまいました。さらに、レスターのカウンターから、バーディーのゴールで3点目を失う、最悪の展開を強いられます。

それからは、シティの怒涛の攻撃を、レスターが跳ね返す展開がずっと続きます。シティも、ヤヤ・トゥーレやスターリングなどのベンチの攻撃的な選手を次々と投入し、4-1-4-1にして反撃を狙います。しかし、この日のレスターはいいときのサッカーを思い出したような出来で、シティのボールに少しずつプレッシャーに行って体に当ててピンチを防ぎます。

最終スコアは4-2という乱戦になりましたが、レスターが去年うまく行ったときのスタイルを思い出せば、残留争いは抜けられそうと感じます。逆に4位シティの方は、下位相手に痛い黒星となりました。このままでは、バイエルンかバルサから、誰かグアルディオラサッカーの理解者を呼んでチーム強化に乗り出すかもしれません。
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