何故、突然<カルメン>かというと、
「機」が熟してきた、というしかありません。
数年前に「叩動功」という<手首をほぐす>気功を教わり、
高齢者健康体操でカルメンの中の「ジプシーの歌」を流しながらやったら大受けでした。
その体操は、ず~っと続けています。
この曲は、「Tra la la, lalalalala~」というフレーズを皆で歌えるし、
腹筋、横隔膜も盛大に動かすので、体がとても温まります。
あるとき「懐かしい歌を楽しむ会」でボランティアで指揮をされている素晴らしいベース歌手に遭遇。
「闘牛士の歌」をリクエストしたら、気軽に引き受けてくださったので
その会でのWalking体操のBGMは、本格的なアリア生演奏になりました。
誰でも何処かで何回かは聴いたことがあるメロディーですから
すぐに何となく口ずさめて、楽しい雰囲気が盛り上がります。
作曲家ビゼーさんのスゴイところは、
単純に見える楽曲の伴奏が、「凝りまくり」で、
洒落た和音展開に飾り音符も煌びやか。
同じメロディーが伴奏の変化で、否が応でも盛り上がっていきます。