他の牛は黒や灰色なのに、この子だけ女王様かしら?と思い、
さらに接近すると、
耳にタグがついているので、野生ではなく、飼い主が居るようです。
「なぁんだ」と思った瞬間、
その白牛が、突然、顔を左右に激しく振って、威嚇しながら
私たちの方に走ってきたのです。
おとなしそうな、可愛い目つきの牛ですが、立派な角があるのです。
あれが腕とかお腹に突き刺さったら、出血は間違いないし、
最悪、死ぬかも!!と思って、
大慌てで逃げました。
夫も私も一緒に走ったので、この瞬間の写真はありません。
早く走ったからではなく、恐怖で、心臓がバクバクしました。
幸い、この威嚇行動は、私たちが50m以上離れたら収まりました。
そこで、やっと夫と牛の写真を撮り収め、この牧草地を後にしました。
美しい景色と恐怖の体験を堪能?した一日が終り、大好きなB&Bに帰着。
右手後に見えているのが、一日を過ごしたサッソルンゴの裏側です。