
著者の論法(?)は、
「見た目簡単」なトレーニングを正しく実行するには、
解剖学的説明と、運動学的解説の両面から極めること。
の、ようです。なので詳しい説明が続きます。
まずは、言葉の定義です。 ←意外と知らない・・・・ (-_-;)
p.20 横隔膜:内臓を収めるための体腔の中に存在する唯一の骨格筋
身体の最も中央にあり、哺乳類だけが持つ
骨格筋は骨格を動かすのだが、
横隔膜は骨格よりむしろ内臓を動かすことが主な役割
横隔膜は呼吸を担う重要な骨格筋
実際の横隔膜は身体の中心に隠れていて、
その存在を意識することは殆どできず、分かり難い
位置や形状に関しては、詳しいイラストがあるので、実際に見て
くださいね。(ブログに書くのは私にとって必要なメモのみです。)
p.31 筋紡錘:筋肉内にあって、
筋肉の長さと動きを知覚する装置
(例えば、力こぶを作ったときに上腕二頭筋を意識できる)
筋紡錘のおかげで、どんな姿勢でも動きでも
身体でその動作を行っていると感じることが可能になる
p.32 骨格筋の一つである横隔膜には、この筋紡錘が少ない
またはほとんどない(中略)自分では筋の状態はおろか、
存在すらも自覚し難い
だからナンナノヨ?と言いたいくらい、難しい話が続きますが、
結局著者が言いたいことは、
p.34 腹式呼吸をしてお腹を動かせば、横隔膜を意識的に動かせる
p.36 横隔膜の役割①:呼吸
息を吸うための筋肉として働いている。
p.38 横隔膜の役割②:腹圧
「腹圧」は、フツーの方々は聴き慣れない言葉かも。
栗原氏の説明もp.38~40にありますが、今一つ分かり難いので
ネットで拾うと、
「腹圧」とは腹腔内部にかかる圧力のことをいいます。
骨格が姿勢を保つうえでの基本構造ですが骨盤と胸郭の間は
空白スペースがあります。
その空白スペースには体幹筋群があり収縮により
「腹圧」を高めることで、コルセットのように体幹下半分を
引き締めます。 体幹筋群が機能的に働くことで
姿勢を維持する能力が高くなります。
https://www.google.com/search?q=%E8%85%B9%E5%9C%A7%E3%81%A8%E3%81%AF&rlz=1C1CHZN_jaJP970JP970&oq=%E8%85%B9%E5%9C%A7%E3%81%A8%E3%81%AF&aqs=chrome..69i57j0i512j0i30l2j0i15i30l2.4535j1j15&sourceid=chrome&ie=UTF-8
分かってしまえば(=体感してコントロールできれば)
簡単なことですが、分かるまでが一苦労・・・・・
明日以降、もう少し詳しく見ていきます。