
なぜ長々と紹介してきたかというと、
私はこの「横隔膜トレーニング」は効果があると思うからです。
しかも、著者が言うように、簡単に!なのですが、
方法はちょっと違います。
違うかもしれませんが、(-_-;)
私の印象としては、逆腹式呼吸法、つまりロンブレ?
なぜかというと、
p.66 横隔膜トレーニングは動きを自覚しにくい横隔膜を、
狙いを絞って効率的に鍛えることが目的
行う運動は「おなかを膨らませる」だけ。
気を付けるべきは、
p.67 腹式呼吸と混同(=実際、酷似している)すると、
吸気の際に胸式呼吸が加わってしまいがち
(中略)なので、空気を肺に取り入れるというよりは、
おなかを膨らませることだけを強く意識した方がよい
著者は色々な方法を示していますが、私のお勧めは、
p.81 仰向けに寝て、下腹部に本やティッシュケースを載せ、
お腹を膨らませて、その物体を上下させるだけ
私の教室では「下腹部に両手を置いて、お腹の上下動を感じる」
「最初は平地(標高差ゼロ)でスタートし、徐々に膨らませて、
もこもこと盛り上がり、最終的には標高差10~20㎝の丘に」
ついでにドローインも行うので、
「お腹を凹ませてきて、平地を通過し、さらに凹ませて
最終的には沼地、池、湖、日本海溝(?)ぐらいまで
お腹をえぐる」ように引き締めていきます。
p.110 おなかを膨らませる力を横隔膜に入れたまま
腹筋群でおなかを膨らませるテクニックを身に着けると、
腹筋群も同時にトレーニングできます。
これが、まさにロングブレスなので、ちょっと拍子抜け。
でも、ロングブレスもお腹の出し入れが分かるまでは難解なので、
仕方ありません。
身につけば、どこでも出来る筋肉運動なので、超お勧めです。