
私が思うに、この本の趣旨は
①肥満・疲れ・不眠などの不調の原因はオビソゲン
②オビソゲンとは正常な代謝プロセスを撹乱して
肝臓の脂質プロフィールに異常をもたらすような化合物
③日常生活(衣食住)の中からオビソゲンを抜けば
肥満・アレルギー・鬱・老化・疲労などが改善される
つまり「肥満」だけが標的ではないのですが、
医師として患者を指導するなかで、肥満の解消が最も顕著で
最も喜ばれること(多分)だし、本のネーミングを考える上で、
一番インパクトがあるせいでしょう。
紙の本は沢山売れなければ意味がない(?)ので
仕方ないことかもしれません。が、ダイエットに興味がない
男性読者の獲得には貢献していないかなぁ?と想像します。
私の周囲の不調(花粉症や原因不明の痛み症候群)を抱える人々に
一読を薦めたい本です。