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著者の奥村さんは、「普通の専業主婦だった」と、ご謙遜ですが、
P.179 36歳から13年間、神奈川・座間の米軍キャンプで働いていたから
日常会話ができるのです。
彼女の娘時代は戦時中ですから、英語は敵国語。
当然、勉強の機会がなく、当然喋ることは出来なかったのに、
ふとしたきっかけで米軍基地内で事務の仕事をするようになり、
P.181 いつの間にか日常会話程度なら話せるようになり、
3年目には昇進試験を受けて合格!
アメリカで暮らす息子さんが、日本に一人暮らしをしている彼女と
電話で話すときは、すべて英語で会話しているそうです。
(母親が惚けないように、色々気をつかってくれているそうです。)
彼女の現在の夢は、
P.182 私は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで、
聖火ランナーになるだけではなく、
通訳のボランティアとして働きたいと願っています。
私も、細々ですが、ビジネス英語のラジオを聴いたり、
フィリピン人のミュージカル仲間とは、なるべく英語で喋るのですが、
細かい話になると、どうしても日本語になってしまいます。
だから、90歳の著者が息子さんと英語で喋ったり、
「海外での国際大会に躊躇なく出かけられる」ということは本当にスゴイ!
尊敬します!
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