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昨日は梅雨の中休み。「長野県は晴れ」の予報に入笠山と毛木平へ。
入笠山クリンソウが満開でまあまあの景色。圧巻は毛木平です。
30年以上前、百名山踏破を意識し始めた頃、ヤマケイの特集号で
毛木平のベニバナイチヤクソウの写真を見ました。
「嘘でしょう? こんなに幻想的な風景は写真のマジックに違いない」
と、思ったのですが、実際に行ってみたら、その通りの素晴らしさ。
それ以来、何度か訪れて、裏切られなかった風景ですが、
今回5年くらいぶりに訪れて、うぅ~~む。と、ため息が出ました。
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これらの写真のように、ベニバナイチヤクソウの群落は相変わらずですが、
その周囲の白樺がかなり減ってしまい、代わりにブナなどの茶色の木々が増加。
花の可憐さは同じですが、やはり白樺の白がないとねぇ~~・・・・・
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温暖化のせいかどうかは分かりませんが、白樺という植物の寿命とか、
環境の変化とか、色々な理由があって減ってしまったのでしょう。
寂しいけれど、ベニバナイチヤクソウのピンクの絨毯を見られたのは
ハッピーでした。3年後はどうなっているのやら?
想像するだけでも何となく恐ろしいです。
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