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以下は著者の主張です。
p.195 ラジオ体操は、伸ばす方向や腔を拡げる方向ばかりで、
胸腔を狭める運動がない(から体に悪影響を与えている)。
(中略)ラジオ体操をした後は胸腔が拡がり、体のバランスが悪くなります。
p.196 (バランス・テストの後)ラジオ体操をすると、胸腔が拡がって、
転びやすくなるのです。だから、ラジオ体操は安全だと思われがちですが、
実はご年配の方には危険な体操なのです。
(中略)そもそも、ラジオ体操は、腔を拡げるのがいいとされる
立腰教育が基本の姿勢として、昭和3年に生まれました。
(中略)運動学も栄養学も何も知らない人たちがつくった体操です。
p.197 ラジオ体操は転倒しやすくなるだけでなく、腔が拡がり、
呼吸が浅くなり老化を促進しますから、体にいいと思ってやっている人には
早く教えてあげたい!
あ~らら、こらら・・・・
私は毎朝、ラジオ体操をやっていますが、全然バランスが悪くなっているとは
思いません。私は毎日水泳やダンスなど広範な運動をこなし、自力整体で体を
調整しているから、問題がないだけ?? で、他の人は?
とにかく、巷では「バカに出来ないラジオ体操の効果」などの書籍が溢れて
いますから、この著者・堀氏の意見の方が、今のところ異端です。だから、
注意深く読み解いていく必要を感じます。
以下は、著者が紹介する「ラジオ体操の副作用の予防法」です。
p.197 ラジオ体操の後に「しこを踏む」と、体のバランスが良くなります。
ラジオ体操は上に伸びあがる運動が多いので、自分一人で最後に
しこを踏むことをお勧めします。
これらの「全く新しい理論や実技」の方法は、4DSヨガという名前で、
著者から指導を受けた方たち(姿勢革命家)がひろめているそうです。
巻末のQRコードで検索できるので、興味がある方はアクセスしてみてください。
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