こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

春雨で目覚めるツバキ(椿)の蕾、2016年3月

2016-03-19 | 

ツバキの園芸種は五、六百種にのぼると言われている。しかし、基本種はヤブツバキ(別名、ヤマツバキ)であり、ツバキとの名は艶葉木(つやばき)、厚葉木(あつばき)に由来する(花の大歳事記、池田書店、1990年)。

さて、今日は午後まで雨が降った。雨で目覚めたのであろうか、庭のツバキの蕾が開いた。蕾はどの位の時間で開くのであろうか。 気が向くままに、開き具合の変化を追ってみた。

午前9時頃

 午前11時半頃

 正午頃

 午後1時頃

 午後4時頃

 午後4時頃

 

その後は用事のために追跡を止めてしまった。今回は中途半端になったが、何時かは蕾の膨らむ様子をきちんと追ってみたいと思う。蕾が開くのは、花弁の細胞が水分を取り込んで膨張することによるとされている。今日の雨(春雨)は、ツバキの蕾にとって目覚めの水となったのかもしれない。

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雨が降らなかったためだろうか、数日を要して咲いた花

 

このツバキは雄しべが大きい八重咲き種である。品種はタマ・グリターズであるように思われるが、どうであろうか。ところで、昨年は全く蕾ができなかった。