春の訪れを実感するために、私達はミツマタの花が咲くスポットを求めて川沿いを散策する。ここには大きな群生地はないようであるが、渓流の音を聞きながら、ほのかに漂う香りと花の彩りを堪能することはできる。
川沿いの群生地にて
この群生地は植栽によるものであろうかと、私達は想像していた。
しかし、杉を伐採したら急にミツマタが増えたと、群生の由来を知る地元の方から最近になって聞いた。
ミツマタの繁殖力に驚くとともに、この地でのミツマタが衰退しないことを願う。
ミツマタは杉林の中にも生えている。
川沿いの傾斜地にて
杉林の間隙で咲くミツマタの花
他のスポットにて。花の香りがこちらまで届く。
他の小さな群れを見上げると。
ここでの背景は杉林と青空である。
撮影、3月26日午前、桐生川(桐生市梅田町)にて。