間もなくミツマタの群生地での彩りは大きく変化するはずである。桐生川沿いに生えているミツマタでは蕾が膨らんでいるだろうか。昨日、そのような心境で、わたくしたちはダム湖よりも上流の川沿いを散策した。
小高い斜面での群生は杉を伐採した後に出現したと聞いている。
今年は蕾の付き方が昨年にくらべて良い。まだ、全体として蕾は硬いようである。しかし、今日のような高めの気温が続けば、群れの彩りは下旬に大きく変化するだろう。
群れでの株は小さくない。
ところで、道端で気の早い株を見つけた。
天候は曇りであったが、開花を楽しみしているわたくしたちにとって、この花の発色は強く印象に残るものであった。
散策での余禄から。川沿いにマンサクが生えていることを知ったことである。
清流に真上からレンズを向けてみる。わたくしたちの街では、この水を水道の源にしている。
3月10日午後、桐生川上流にて。