こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

兼六園ライトアップ(冬の段)、2011年2月

2011-02-08 | 公園・庭園

雪景色の兼六園(金沢市)で、夜のライトアップ(冬の段)が始まった。ライトアップは200基のランプで行われるとのこと。私達は、6日(日曜日)に園内を歩き、幻想的な世界の美しさを満喫してきた(2月6日)。



日本最古と言われている噴水にて、18時30分頃

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より高い場所にある霞ヶ池を水源とする自然水圧の噴水。水の高さは通常3.5 mとされているが、その高さは霞ヶ池の水位によって変わる(兼六園パンフレットから)。

 

徽軫(ことじ)灯籠と内福亭(奥)。池は霞ヶ池であり、灯籠の前に石橋がある(20時頃)。

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内福亭では、フルートやチェロなどの演奏が行われていた。水面を伝わってくる楽器の音色には幽玄の世界を想わせる響きがあった。次第に、私達は深い感動の世界に引き込まれていった。この画像は、石橋の通行が間隔的に止められたときに撮った。

 


水面に映る松と雪吊り(雁行橋そばにて、20時頃)

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この夜は風がほとんど吹いてなかった。穏やかな水面に、昼間とは全く異なる美しい姿が映っていた。人々からの驚きと感動の声が聞こえてきた。



海石塔(右)と翠(みどり)滝(左)(瓢(ひさご)池にて)(20時頃)

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翠滝まで照明が十分に届くと翠滝が水面にはっきりと映り、池の上での寒色系と暖色系の対比がより面白くなるだろう。



唐崎松と雪吊り、19時20分頃

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4つの雪吊りが、この大きな松を雪の重みから守っている。



出口付近にて、20時20分頃

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私達は夜の兼六園(冬の段)を初めて訪れたが、ライトアップされた兼六園には何度でも訪れたくなる雰囲気があった。感想を聞かれることがあるならば、自宅から4時間半(片道)の電車で旅をした甲斐があったと答えることにしよう。

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この日は入園者が多数であった。人気スポットでは、順路の案内と規制(一方通行など)が行われていた。園内の通路では除雪が行われているが、雪の影響で足もとのよくない箇所があった。夜は滑りにくい靴での来園が望まれている(ホームページ)。私達は雪で滑りにく登山靴で歩いた。

カメラ、50D、レンズ EF 17-40 mm 4L、シャッター速度 0.5 - 1.5秒(三脚使用)、ISO 200 - 400。

 

 



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