ダム湖では、湖畔の桜の花が見頃となっている。そして、雨で水位が上がるとともに、水中木が湖に現れる。毎年のことながら、木は枯れることなく緑の衣を纏う。
水中木の芽吹きは周囲の木々にくらべて早い。そのため、水中木は周りの木々に先んじて緑の季節の幕開けを知らせる。
柔らかな緑の衣では、光のあたりかたによってその色が微妙に変化する。水面への映り込みも同じように変化する。しばらくの間、写人はこれらの変化に魅せられて時が経つのを忘れる。
撮影、2016年4月9日午後5時頃、桐生川ダム(梅田湖)にて。
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