REX

2005-08-26 16:02:14 | くるま
       SUBARUREX
       
       またまた誰かが振るもんですから・・・

   R2の後継車として、72’に初代レックス(ラテン語で王様)登場!
   エンジンもR2のもので、レイアウトもRR方式を継承。
   実はR2の後期にも採用されていた、水冷2ストローク2気筒でした。
   外見は、360、R2の曲線から、
   先に発売されたレオーネに似たウエッジシェイプとなった。
   
   全長2995mm 全幅1295mm 全高1225mm ホイールベース1920mm
   車重500kg  定員4名
       GSR        
       
   2ストローク2気筒    排気量356cc 圧縮比:6.5
   標準32PS、 TSが35PS、
   ソレックスPHHツインバレルを装着したスポーツモデルの、
   GSRが37PS/6500rpm 4.2kgm/6000rpm 
   だったのですが・・・
   翌年には、排ガス規制に対応するために4サイクルとなり、
   31PSのみとなる。
   この頃までの各社パワー競争は終わりとなり、GSRも消えることになる。

   76’年から、軽自動車の規格が変更になる。
   (旧)3000x1300x2000→(新)3200x1400x2000
   それに伴い、ボディをタテに2つに割り100mm拡大した、
   レックス5が登場。
   当初は500ccだった排気量が、翌年550ccとなり、
   パワーも31PSとなる(2スト360に匹敵)。
   しかも53年排ガス規制をクリアする。

   リアのガラスをハッチとした、スイングバックや、
   RRでは難しいといわれていた、バンも登場。
   なかでも強烈な印象に残っているのが、オートクラッチ
   4速フロアシフトなのですが、クラッチペダルが無いのです。
   シフトノブを手で握ると電磁クラッチが切れるという仕組み。
   シフト後は手を離すとつながります。
   VWのスポルトマチックみたいですね。
   この妙なシフトは、豆腐屋さんが配達に使っていまして、
   運転させてもらいました。
   アクセルを戻すタイミングがつかめずに、無いクラッチを踏んでました。
   シフトノブに左手をのせて運転するくせがあったので、
   無意識に手がシフトに行き、クラッチが切れてびっくりしました。
   なかなかおもしろいものでした。
   残念ながらGSRは乗るチャンスに恵まれませんでした。
   そのかわり、それから2~3年後、VWのスポルトは乗りました。
   交差点の真中でギヤが入らなくなり動かなくなりました。
   せ~の!と、運転席で体で車に反動つけてやると動き出すんです。
   ポルシェ(ナロー)911E というのも電磁クラッチでしたね。
   こちらは、もちろん乗ったこと無いです。

       アルペンラリー
       
   チームスバルから、スバル1000と共にラリーに参戦していました。
   後ににサファリラリーで有名になった小関さんや、
   STIの社長だった、故、久世さんがドライブしていました。