今日は朝から残念なニュースをみた。
セリカが生産終了となってしまった。

1970年昭和45年に華々しく登場した。
この車の登場で、私の人生が決まったのかもしれない。
小学から中学と憧れの車であった。
免許を持てないもどかしさに日々悶々としていた。
スタイルに憧れたのは、言うことも無いが、
その心臓部であるエンジンに憧れた。
F1や世界ラリー(まだWRCではなかった)関係の
モータースポーツ誌を読みあさっていたから、
レースにしか使われないDOHC!
しかも、勝つためのDOHC!
そのDOHCエンジンが市販車に載ったのだ。
そのうえ、ソレックス装着であった。
これは、ツインキャブではあるが、
構造上2つのベンチュリーを持つもので、
4キャブということになる。

独特の吸気音がするのである。
低回転からスロットルを開けていくと、
ガボガボガボッ・・・
それが、高回転になると、
コーーンというような甲高い音になる。
まさしく、生き物であり、雄たけびなのだ。
私の場合、セリカとは、このDOHCエンジン、
2T-G搭載のGTのことをいう。

これに、T50の5速ミッションの組み合わせである。
まだまだ5速車は少ない頃であり、スポーツしていた。

全長4165mm 全幅1600mm 全高1310mm 車重940kg
115PS/6400rpm 14.5kgm/5200rpm
最高速190km/h 0→400m16.5秒
独特のフロントグリルに2ドアHT。たまらんな~
