ダブルタイトル

2006-04-21 20:17:27 | RALLY HISTRIC

    
        92’モンテでST185デビュー!

    サインツが2位といいスタートを切る。
    サファリで優勝するが、コルスでタイヤの問題が出る。
    アクロポリスでは、3台が同じコーナーでコースアウト。
    ニュージーランド、母国カタルニア、RACと優勝し
    2度目のワールドチャンピオンになる。
    
         185RCはサインツ・モデルだ!


        


        通称 赤パンダ

        299PS  トヨタCT26ツインエントリー
               (38mmリストラクター)

    サインツは、母国スペインのREPSOLがメインスポンサー。
    93年から、英国のCastrol になるため移籍する。

    またまた、フライングフィンこと、ユハ・カンクネンが帰ってくる。
    しかも、ターマックスペシャリストD・オリオールが加入。

        


    93’初戦モンテでオリオールが優勝。
    スウェディシュで1-2!
    サファリでは、1-2-3-4! (4位は日本人の岩瀬)
    アルゼンチン、1000湖とカンクネンが優勝。
    続くオーストラリアでもカンクネンが優勝。
    ここで、ついに悲願のメイクスタイトルを獲得。
    もちろん日本のメーカー初である。
    最終戦RACも優勝し4度目のドライバーズチャンピオン!
   
    
    この年のセリカは変な音がしていた。
    アクセルオフ時、ミスファイヤーが聞こえてくる。
    そう!クリーンファイアリングシステムだ!
    アクセルオンになってタイムラグをなくすために、
    オフに燃料を濃くしミスファイヤさせ、タービンを回し、
    ブーストを上げたままにする。
    他社も取り入れ、ミスファアリングシステムともいう。
    いまでは当たり前になっている。


     


    94’ポルトガルでカンクネン、オリオールの1-2!
    コルスで、オリオールが優勝。
    アルゼンチン、サンレモのも優勝する。
    すでにメイクスを決めていた最終戦RACで、
    オリオールは念願のドライバーズチャンピオンとなり、
    2年連続ダブルタイトルを達成。


    サインツは私より4つばかり若いが、
    カンクネンは1つ下、オリオールはなんと同じ年♪
    そしてこの頃、私もラリーで走っていた。
    セリカと彼らと一緒に青春を駆け抜けた。   nose8