DRIVING IN FOG

2006-04-25 17:17:48 | くるま


           夜明けのやまなみハイウェイ



      


      日曜日は、長女の研修と試合が重なってしまい、
      朝晩、送り迎えをすることになってしまった。
      
      夜明け前の5時に出発
      すこし走って、峠からは、すごい霧。      
      目の前、真っ白。
      視界不良に路面はウエット。
      あんまり嬉しくはありません。

      ラリーの頃を思い出します。
      
      恐々走ってると、ナビから、
      「みんな踏めれんのやから、チャンスや!踏めー!」
      踏むってもちろんアクセルのことです。

      わずかに見える左側の路側帯をたよりに
      コーナーの深さを読みます。
      恐いの我慢して必死でアクセル踏んで、
      突然、十字路に出たら、血の気がなくなります。
      頼りの路側帯もなくて、前後左右真っ白で、
      ライトも乱反射して・・・

      やっと、霧が薄くなって、
      少し視界が良くなりホッとしてると・・・      
      ナビが、「見えてきた、踏めー!」

      霧=全開

      そんなことを思いながら、Vテックを効かせます。
      やっぱり、やまなみ はSタイヤがいいです。
      今はラジアルに戻してますから、曲がりません。
      インカットしてアウトぎりぎりまで使わないと
      コースアウトしてしまいそうです。
      しかも、タイヤのグリップ感も伝わってきません。
      ハンドルの舵角も大きくなります。


      S2000のVGSで走りたいな~
      

     
      


      長者原のストレート
      あたりは霧で真っ白
      周りの草原は、野焼きのあとで真っ黒
      木もシルエットで真っ黒
      黄色いビートだともうちょっとメリハリがあったかも。
      
      赤いシビック、今年で15年目。
      こうやって見るとけっこうカッコイイ。
      現在の走行距離、26902km

      これがあるからS2000にできない。
      誰か要りませんか?   nose8




フラットアウト

2006-04-24 15:34:08 | RALLY HISTRIC


             これも古いです。


          


       ナンバー付のラリー車クラス
       B車輌は、LSDまではOKなんですが、
       ミッションの、デフのギヤ比を変更すると
       ラリー車輌になりました。
       ブッシュはテフロンです。
        
       この頃はエントリー代は¥7000でした。
       弁当、参加賞が付いてましたね。
       デビュー戦は¥5000だったと思います。
       林道を封鎖してのヒルクライムだったです。
      
       松山のコースですが、
       まだ、規制も甘く、コースサイドで見てますね。
       路面状況確認にコース横切ってました。  
       事故などがあって規制されるようになり、
       こんな光景は見られなくなりました。
       至近距離から見てると迫力があります。
       目の前をカッ飛んで行きますから。
       地面から伝わってくる振動が凄いです。

       夏もガラスは閉めなければいけませんが、
       それ以前は、開けて走ってた頃もあったようです。
       エアコンなんてありませんから、
       スタートまではうちわで扇ぎながら待ってました。


       最初、白いセリカで走ってたのですが、
       重いのと、車高が低く運転姿勢がダートに合わなくて
       コンパクトな37レビンに変えました。
       運転姿勢もよくなり、コントロールもしやすく
       乗りやすくなったのですが、
       リアがリーフなのと、ショックが斜めについていて
       トラクション不足でタイムが伸びず、
       ふたたび、このセリカにしました。
       乗り辛くてもタイムは出ました。
              
       
        

       
       これは、シーズン終了後の走行会です。
       向こうは友人です。

       翌年から走るTE71を買ってたので、
       思いっきり攻めました。

       午前中に180度の転倒を初体験しました。
       逆さまになって天井を支えて逆立ちしてました。

       痛んだ足回りを修理して、午後も走ったら、
       同じコーナーで360度やりました。
       あっという間の1回転。
       気が付いたら元に戻ってましたね。
       もちろん全開走行続けました。

       こうなっても良いように、帰りのために、
       スペアのフロントガラスは持参です。
     
       限界というものが良くわかりました。
       それ以後、転倒はありません。
       しかも転倒前より攻めれるようにもなりました。
       やっちゃうと、、、
       ヤバイ!がわかるし、
       まだまだ!もわかるもんです。

       どうもこれ以後、頭のネジがゆるんだようです。 nose8




ダートラ

2006-04-23 17:25:58 | RALLY HISTRIC


      20年以上前になります。
      

      


      セリカで走ってました。
      かなり気に入ってる写真です。
      この頃は、まだまだ写真は高価でした。
      Bクラスにチェリークーペでエントリーしていた
      友人に撮ってもらいました。
      望遠で撮ってますね。
      こんなのが残ってるのはラッキーですね。
      今だったらビデオで残せるんですけどね。

       
       
      このセリカは、Dクラスです。
      2リッターの2T-Gです。
      改造車です。
      良い音してたんですよ~♪
      マツダ・タイタンで運んでいました。
      他にラリー車も持ってましたから、
      超貧乏でした。
        
      ここは、松山モータースポーツランド
      もともとはモトクロスコースでした。
      数年前にビートで行ってみたのですが、
      閉鎖されていました。
       
      奥から全開でスタンド前に出てきたところで、
      カウンターが当ってますね。
      跳ね飛んでる土が迫力を増してます。
       
       
          


      これも同じ友人が撮ってくれたのだと思います。
      これもなかなか気に入ってます。
      同じ松山のコースのS字のアプローチ。
      手前のストレートが、かなり恐い下りで、
      ギリギリまで我慢してアクセル全開です。
      
      ボデイが痛んだので、新しいのに乗せ替えての初戦
      2回ともベストタイム出しちゃいました♪
      足回りはビルシュタインです。
      ブッシュは、、、
      アッパーマウント、Fロワとテンションがピロボール。
      Rアームはボデイ側ピロで、ホーシング側テフロン。
      カムは304の288!
      ソレックス44、エア#240メイン#180
      CDI、BTDC26度固定 プラグはNGK6又は7番
      EXは4→1、50パイ・ストレート(テール出し)
      1速、2、701のファイナル4、875
      ホイールはエンケイラリーコンペ8
      タイヤはダンロップ、トライアルマスター
      ハンドルはナルディ36、ギヤBox13:1
      TRDバケットシート、ベルトはシュロス
      6点ロールバー
      バッテリーはトランク

      ドライバーは・・・  nose8

    


ワークスマシン

2006-04-22 18:06:20 | RALLY HISTRIC


        94!サンレモでST205がデビュー


        

    オリオールが、シリーズチャンプを狙っていたので
    信頼性の高い185でエントリー。
    カンクネンが、走らせる。
    最終戦RACで2位に入りポテンシャルの高さを見せる。

    299PS  トヨタCT20ツインエントリー/EFI
           (38mmリストラクター)

    
    グラベルのカンクネン、ターマックのオリオール
    2人の最強コンビの活躍を楽しみにしていた。
    が、ライバルが力をつけ、コンパクト化して行くなかで、
    あろうことか、違反行為で出場停止となる。
    常にラリーに不利であったセリカにあえてこだわって
    挑戦してきたわけだが、苦い結末となってしまった。

    WRCに復帰はするものの、セリカではなく、
    カローラWRカーだった。
    98年にはC・サインツが帰ってきてモンテで初優勝するも
    もはや、興味は薄れてしまった。


          



     165、185ではリトラクタブルを上げているが、
     抵抗が増える以上に、冷却効率のが上がるためである。
     

     これにてセリカ特集は終わりです。 nose8



    

ダブルタイトル

2006-04-21 20:17:27 | RALLY HISTRIC

    
        92’モンテでST185デビュー!

    サインツが2位といいスタートを切る。
    サファリで優勝するが、コルスでタイヤの問題が出る。
    アクロポリスでは、3台が同じコーナーでコースアウト。
    ニュージーランド、母国カタルニア、RACと優勝し
    2度目のワールドチャンピオンになる。
    
         185RCはサインツ・モデルだ!


        


        通称 赤パンダ

        299PS  トヨタCT26ツインエントリー
               (38mmリストラクター)

    サインツは、母国スペインのREPSOLがメインスポンサー。
    93年から、英国のCastrol になるため移籍する。

    またまた、フライングフィンこと、ユハ・カンクネンが帰ってくる。
    しかも、ターマックスペシャリストD・オリオールが加入。

        


    93’初戦モンテでオリオールが優勝。
    スウェディシュで1-2!
    サファリでは、1-2-3-4! (4位は日本人の岩瀬)
    アルゼンチン、1000湖とカンクネンが優勝。
    続くオーストラリアでもカンクネンが優勝。
    ここで、ついに悲願のメイクスタイトルを獲得。
    もちろん日本のメーカー初である。
    最終戦RACも優勝し4度目のドライバーズチャンピオン!
   
    
    この年のセリカは変な音がしていた。
    アクセルオフ時、ミスファイヤーが聞こえてくる。
    そう!クリーンファイアリングシステムだ!
    アクセルオンになってタイムラグをなくすために、
    オフに燃料を濃くしミスファイヤさせ、タービンを回し、
    ブーストを上げたままにする。
    他社も取り入れ、ミスファアリングシステムともいう。
    いまでは当たり前になっている。


     


    94’ポルトガルでカンクネン、オリオールの1-2!
    コルスで、オリオールが優勝。
    アルゼンチン、サンレモのも優勝する。
    すでにメイクスを決めていた最終戦RACで、
    オリオールは念願のドライバーズチャンピオンとなり、
    2年連続ダブルタイトルを達成。


    サインツは私より4つばかり若いが、
    カンクネンは1つ下、オリオールはなんと同じ年♪
    そしてこの頃、私もラリーで走っていた。
    セリカと彼らと一緒に青春を駆け抜けた。   nose8