秋月城 太閤腰掛と葛餅

2024-12-28 11:46:55 | 秋月城 ₂₀₂₄ +甘鉄 🆕




 🔻


↑ 城下町の入り口の方 キョロキョロ しながら

秋月街道 下りましょ


これは お店 おたな だったようで
1階の屋根の上に 看板の屋根が残ってます








こういう 2階窓… 気になる窓です





城下にしては まっすぐな 通りですが
宿場と違って 入り口に 見付、高札、
などは どうだったんでしょ
一里塚も 九州では見ませんね







ここは 私道 でしょうか





さっきの 大きな木まで 下りてきました



な~んもねぇ ばってん よらんの




あいちょるばい


な~んもねぇなら スルーする~



秋空に 白壁



なまこ壁 ではなくて 板張り




お!











この日は 同行人さん 不在
居れば 入らずにはいられない
お土産 買うのも
この後 行きたいところがあるし…






ここも 寅さんの ロケ地


ちょっとアップ





腰掛の石

九州征伐時
三日間滞在したそうです

ここにも 一夜城伝説が ありました


創業
文政二年 1819年
黒船来航前ですか









城下の 入り口が 見えてきましたよ…





白壁 蔵には 何があったんでしょう

米 塩 豆 味噌 茶 





和紙の看板





上りのバス
これが 引き返してくるのですね…


長屋門で頂いた お茶のお菓子の 懐紙
手すきの和紙は ここでしょう



この店を過ぎた 左手




水路に架かる 小さな 石橋

古い 水路が 辛うじて 残ってます






その先に





城下の 入り口に 架かる 石橋


車は 右手の方に 新しい道、橋があります

下りのバス停は ここです
バスが 戻って来るまでに
石橋 見ましょう







渡る前に アーチを 見ましょう







橋の 下流側へ







きっちりと 石が組まれてますね

それが 石橋の 肝心なとこですが





どこの石橋も すごいもんです

石の自重で 崩れない






木枠を外す時の 気持ちが 

想像するだけで ドキドキ


どうも 完成間近に 崩れてるらしい…






橋の下には 降りられない

潜って 下から 見上げてみたかった

でも 石垣の下は けっこう 怖くもある






巧みに 細工が 施されてます





石垣の  切り込み接ぎ ですね


一時は 車を通すために コンクリ舗装したんだとか
新しい道ができると 原状回復
ヨカッタヨカッタ








川底も これ 石、敷いたのでしょね







めんどくさいから 3面 コンクリにしがちですが

こういうの 貫いてほしいです






斫り 処理でしょうか
当時は ここまでしか できなかったのでしょうか

欄干は 長い方に 湾曲してるんですよね
柱との組み合わせは 凸凹でやってるんでしょうかね









眼鏡橋から 見下ろす野鳥川








秋月城 筑前の小京都

2024-12-27 23:09:36 | 秋月城 ₂₀₂₄ +甘鉄 🆕







長屋門前石段


お茶を頂き 元気回復
長屋門を 出ます




門前左手の櫓台




良い角してますね~

黒田前の石積みかもしれません



右手の 空堀…のように見えるが
水路だと 水が溜まっていてた?
それとも 排水溝?





石段下りたところの 説明板





タイルです






石段下りて 右手に 行きますと

瓦坂





杉の馬場を 来た方に戻ると

丁字路があります

来る時に 気が付いてまして
帰りは こっちを 下ってみようと思ってました





                    ↑


曲がると すぐに マンホール発見



          ⇧

長屋門?と思ったけど

眼鏡橋ですね





じわ~っと 坂を下って 突き当りを 右へ折れると





武家屋敷跡 久野邸


昭和の時代 住みやすくしちゃった感 ですね



向かいも 屋敷っぽい




こっちの方が ぽい


コンクリ製ではあるが 水路があると 雰囲気がいい





ここは 石積みのまま

草も 風情がある




水がきれい

笹船 流したくなる







笹 あるし


でも いい大人だから しません







スローで 流してみた



両側に水路のある この道を
まっすぐ行くと バス通りに行くのは間違いない
ので したが
どこかで折れると 他にも 見所があったみたい








杉の馬場の通りに平行な 一本下の道

なんですが 城下町に ある 食違い

そのぶつかる所の 塀に この御方が



         🔻




大黒様よね?



塀より 一段高い所にも




瓦は 右三つ巴

左じゃないのよね



食違いを 抜けるとすぐ 野鳥川




ここに 太閤腰掛石 が ある…


と ある



                   🔺

この 大木の 右手の 辺り なんだが…


大木に 気を取られ

見落としました







橋を渡ると 何やら 古い建物





建物内を 覗く


広い階段
大きなものを 運んだのだろう




天井に 穴が開いてる






醸造所

上の階から ぶら下げる
上の階に 突き抜ける

なんとなく 想像できる



バス通りに出ました


              🔺

辻の たばこ屋さん

出窓の面影が 残ってるね


通りを渡って 撮ったから
左手奥から やって来た ここが バス停 秋月
写真右手に 下っていくことにする
来る時に 甘木の案内所の 親切なお姉さんが
この下にある 眼鏡橋まで 歩いて15分 と教えてくれた
バスの時間まで 30分以上ある
こういう 情報は ありがたい
歩いてて バスに 追い越されるのは つらいから…








来る時 バスの中から この通りが 気になっていた




バス停 秋月

待合所だ





⇧   蒸し雑煮  これは 初めてだ 




なになに



⇧  そば屋さん 入り口は 奥の 左手だ        .


真ん中に 居るのは

秋月 新之助


あーーー!





そーいや 寅さん きてたよなー!






岸本加代子と音無美紀子





あったあった


岸本加代子って 時間ですよ で 売れた頃?


音無さん いいわ~~







寅さんが寄った タバコ屋さんだったかー!






秋月城 黒門は薬井門

2024-12-27 12:34:56 | 秋月城 ₂₀₂₄ +甘鉄 🆕









古処山城の搦手門

秋月城の表門

垂裕神社の神門


という 経緯の 黒門







門の様式は 薬井門






門の中では 格式の高い 薬井門




👈 門前  ⇧   ⇧ 補助柱と言えばいいのかな        




本柱が 棟と 若干オフセット 門前側に されていて

扉が開く側 門内側の控え柱と 扉が
屋根の中に 入ってしまう 構造


高麗門は 棟の下に本柱があって
扉を開けると控え柱が 屋根から出てしまうため
控え柱と扉の上に 別に屋根がつけられている
ただ 屋根が薬井門よりも小さいため
攻撃された時に 相手が見える というかららしい


城巡りで 少しづつ 知識も増えてきた
とは言え 普段の生活には 役に立たないが…







薬井門は 象徴的な門でもある






      ⇧        ⇧
👈 門内   控え柱      本柱    




装飾的な細工もある





    △           △             △
 控え柱         本柱           .



ココ見ると オフセットされているのが わかる





扉が 継ぎ接ぎ





反対側も 同じように 継ぎ接ぎ

雨が 一番かかるということだろうか






床は 明治に移築された時からだろうか



細工ありますね~






門内は 参道

なかなか 神々しさがありますね






懸魚が 朽ちてきてます





ウエスタンブーツ 履いてますね




本家 福岡城では 見た記憶が はっきりしません





黒田藤巴





分家 それも けっこう 虐げられていた感もある
秋月で 立派な 黒田藤巴が 見れたのは意外だった





朝早かったので くたびれた感もあり

一服することとした






今年 何度か 抹茶頂いたが
外で頂くのは この日だけ
久々
お茶席も良いが 外も 良いもんです






外だと ハードル下がります



お菓子付き 400円






さてさて

お茶席とは 言い難い お運びで
持ってきていただきました
仕方ないっすね







高野豆腐じゃないですよ

お干菓子ですが

これが 硬くて 美味しい

けど 口の中で とけるんです

一口で 気に入ってしまいました







お茶は ま~ こんなもんでしょ


ここで 私が 講釈垂れてもいけません
こうやって 人が点ててもらったのをいただくと
自分の お点前が どうなのか わかるもんです



近くにいた おばちゃんに   この菓子は? と伺ったら
???さんとこのよ!
すいません 県外から来たので 店名言われても…
と 言ったら 
包装紙 もらいました

菓蔵家 さんの 「月見の石」
なんですが
製造は 魚津市…富山でした


この葉は 何でしょう? と 尋ねたら
???さ~ん!
たぶん お茶の先生なんでしょ 呼んでもらいましたが 来てもらえず
これは 秋月和紙です
ほ~~ 頂いて帰ります
まんまと はぐらかされた ま~いい


この辺で やめておきましょう お茶席ではないので








お茶盌

年期が入っております

これは 名盌なのでしょうか
私には よくわからない
まだまだですね
ただの ヒビかも知れない







それでも 数茶碗ではなさそうだ
これはこれで

一期一会


古処山 の方に 窯元がある
秋月焼
だろうか
だったら うれしい


お花





そこらの 石を持って来て 長屋門の 板塀

床の間に 見立てたのでしょう 

良い感じ








長屋門の 門番の窓

中に 毛氈 敷いてますが
お茶席が あったのでしょうか…

ちょっと 入ってみたかった
もう一服 頂いても良かったかな…





秋月城 表門だった黒門

2024-12-26 23:17:22 | 秋月城 ₂₀₂₄ +甘鉄 🆕









福岡県文化財のデータでは

秋月城本門

中世 秋月氏の 古処山城の搦手門

元和9年(1623)秋月藩成立
秋月城の表門
黒田長政の三男長興

明治13年(1880)に垂裕神社の参道に移築
神門となり現在に至る
秋月黒田藩祖である黒田長興を祀る








長屋門 入って 右に行くと 黒門

向こうは 車両が通れる 坂道になっている








あ~ さっきの ひと~

歩くのが速くて なかなか 追いきれない
もうちょっと上だと 光る紅葉バックにできた




動かない 石灯籠 入れよう






もうちょっと 下がらなきゃいけなかった
が 下がると 人が 入ってくるのよね…
モニターが 見にくかったが 詰めが甘い










黒門の向こうは 日当たりが良いからでしょうか
紅葉が 見られます






黒門近辺は きれいな緑

青楓

初夏の季語ですよ



ですが きれい




11月25日 なんですが
一週間後には 紅葉するのだろうか







ある意味 珍しい 写真になった?



黒門

瓦アップ





黒田藤巴







城郭に使われる 丸瓦葺




足元に こんなのがあった
どの辺だったかは 覚えていない





秋月城下町は 盆地 になるのね








黒門の向こうの 坂ノ下





お蕎麦屋さんみたい


立派な屋根…







ここ 光が 良い具合






これは 別のお店の 幟みたい



黒門 見ましょう






垂裕神社
すいよう じんじゃ

神門

ってことなんですが
元々が 城の門なので
神社って 感じじゃないです








いや~ 枝ぶりが良い
真っ赤じゃないのは 想像しましたが
まさか こんなに 緑とは









参道 石段








緑だけど

真っ赤な紅葉のトンネルになるんだろうね








横 紅葉がある 右側に 行ってみましょ









錦の紅葉







黒田藤巴






波ですかね

流水だろうか

花…ですよね

何の花だろ







こんくらい でも

なかなか いい




秋月城 内馬場裏御門

2024-12-26 09:54:28 | 秋月城 ₂₀₂₄ +甘鉄 🆕







長屋門

右側に 窓がありますね
門番が 常駐してたんですね
なので 潜り戸も 右ですね








江戸時代から この位置に あったという
門内
奥御殿






緑の紅葉

ここまで 緑とは びっくり






正式名称は

内馬場裏御門 

なんですって







よく残してくれたもん だと感謝


お!





アップします






黒田藤巴


官兵衛が 荒木村重を説得に行き
有岡城の土牢に幽閉された時
窓から見えた 藤の花
助け出された後 家紋にしたのでしたね


いつの 瓦 なんでしょうかね…
江戸のものにしては きれいです







立派な柱です


戦用の 門じゃないですね







⇩ 梁が きれい






扉が きれい





金具は 現存でしょう

扉止めが 微笑ましい



門内に入りましょう





奥御殿 一段上だったようです


石段が いいですね~




こちらは モルタル補修してませんよ


積み直した感が ないわけでもない






段上は 平らで 広そうだ

何も無さそうな感じがする






景色は すこぶるいい

この辺は 12月にならないと 紅葉しないのか?
今年は どこも遅いから 比較にはならないが…



ここの石段から 長屋門 振り返る





入り口は けっこう 向こうですね


反対側も 同じ感じです






抹茶 あとで 頂きましょう


中は 土間でした





お揃いの 割烹着


秋月婦人会 みたいな おばちゃんたち






野点傘


緑の中… 真っ赤な…



この先に 黒門が あるようなので


行ってみましょう





これですね~


黒門 カッコいい






露出は アンダー目で 紅葉に合わせましょ


黒いものは 黒く







こういうのもありました






人気で カメラ スマホ 構える人が 絶えません


ま~ 少なくなったところで…







一部 紅くなってる ところもありました





朝日が 葉を透ける

光の 具合は 良かったのですが


紅葉が まだでした







門の向こうは 石段

👈 垂裕神社 参道 石段 👉







明治に 移築されたとあって
立地に 違和感があります
周囲の 石段や道とのつながりが 変です
見ての通り
門の役割は 果たしてないもん

移築なんで 仕方ない
残してもらったことに 感謝