悪をとどめて善を修することが仏道修行の大事なところ。
具体的には、十悪をとどめること。
十悪は、「身三 口四 意三」に分けられる。
・殺生(セッショウ) 生命をそこなう
・偸盗(チュウトウ) 盗む
・邪淫(ジャイン) よこしまな男女関係
◇妄語(モウゴ) うそをつく
◇両舌(リョウゼツ) 二枚舌をつかう
◇悪口(アック) 悪いことば
◇綺語(キゴ) かざりことば
・貪欲(トンヨク) むさぼり
・瞋恚(シンニ) いかり
・愚痴(グチ) おろかしさ
●聞く・話すに関して、恩師・五十嵐先生は、次の言葉を色紙に書いて残された。
「素直に自己を語り 素直に他己を聞く」
「自然(ジネン)に自己を語り 自然に他己を聞く」
●『教行信証・信巻』から
『大経』に「聞」と言ふは、衆生、仏願の生起・本末を聞きて疑心あることなし。これを「聞」と曰うなり。
法を聞きて能く忘れず、見て敬い得て、大いに慶ばゝ、則ち我が善き親友なり、と。
今日の《くりのみ会・教育とカウンセリングコース》は、9名の方々で進めました。
参加の皆さんから、夏のこぼれ話や各種研究会・全国大会での学習での収穫を交流しました。