本日午後、あるカウンセリング研究所の閉所の会が行われた。
研究所長は、Yさん。
私の先輩でもある。
Yさんは、この研究所で25年間、カウンセリング講座を開講し後進の指導にあたってきた。
本日のお別れの会は、内輪のもので、案内状等も出さず口伝えだけであったが80名ほどの方々が集まった。
遠く、長崎からの参会者もいた。
最近は、カウンセリングといっても、商業主義に走ったり、肩書き(資格獲得)に走ったり、マスコミに登場したがる者etcが目に付き、長いことカウンセリングに取り組んできた者には嘆かわしい時代になったと感じる。
Yさんは、本当にカウンセリング一筋、職人肌のカウンセラーであった。
その専門性と人間性に惹かれて本日のような盛会になったのでああろう。
Yさんの健康上のこともあり、本日のお別れの会になったのだが、本物のカウンセリングの教育・養成機関が閉じられるのは、本当につらい。